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キャプテン翼4 ドリブルバグ修正計画

 久々にキャプテン翼4をプレイしていて気が付いたのですが、フィールドで選手がボールを保持してドリブルをしているお馴染みの画面で、よく見ると上の写真のように画面の右端に妙な黒い線が走っているのを確認しました。最初は私が各データの位置を色々と移設した際に何か作業を誤まったのかと思っていたのですが、何も改変していない元のままのデータのROMでプレイしても同じ現象が発生したのでこれは何らかの不具合=バグではないかと思われます。一応これを消す方法は見つけたのですが、それを実行すると以下の写真のようになってしまいます。  確かに画面右端の黒い線は消えましたが、今度は画面の下半分に表示されるレーダーのコート図面が消えてしまいます。どうやらこの画面を表示するにあたってカットインやクローズアップ演出を表示する定義と同じスクリプトやコマンドコードでの設定がされているようなのですが、この定義のうちコート図を表示する定義(=ID15)に設定ミスがあるようなのです。この写真はコート表示に使用するスクリプトIDを無効化した状態でコート図もラインも消えるのですが、これをプログラム側から修正しようとすると何故かコート図だけが消滅して黒いラインはしっかりと残るので、このスクリプトやコマンドコードの場所を特定しない事には完全な修正は不可能です。まだ調査を始めたばかりでスクリプトそのものの記述場所が特定できていませんが、正式に修正が完了した際には修正パッチを公開する予定です。

第4次スーパーロボット大戦 初期主人公機の変更計画

 更新が滞っていて申し訳ありません。正直に申し上げますと、後期ROMから初期ROMへのパッチ移植にあたって色々と不具合が発生するのでなかなか進んでおりません。  後期ROMベースの改変パッチを作成した際には後々の拡張性を考えROMマッピングや参照RAMにかなり手を加えたのですが、変更点に関するメモをほとんど取っていなかったのでコピペでは対応できなかったり、パラメーター画面のレイアウトや表示文字限界数、武器アニメーションの内容などを地味に変更した事が響いて変更データをコピペすると画面表示がおかしくなったりしています。データの拡張性に関しては取り合えず見合わせてパラメーター画面の改変再現は行わず、また戦闘アニメスキップパッチが完成した事もあり武器アニメーション関連は極力オリジナルの使い回しのみで対応して省力化を図るつもりです。後期パッチをそのまま再公開すればいいだけの話ではあるのですが、ベースとなるソフトそのものが入手困難である以上は仕方のないところです。  さて、その代わりと言うわけではありませんが、リアル系・スーパー系のいずれで始めても主人公の最初の愛機は必ずゲシュペンストになるのですが、本来黒いゲシュペンストはギリアムの愛機なのでこちらはギリアムに使ってもらう事にして、主人公にはOGシリーズから引っ張ってきた別の機体でスタートしてもらうように変更するつもりです。リアル系の主人公で始めた場合はビルトラプターかシュッツバルト、スーパー系であればビルトシュバインかジガンスクードあたりを予定しています。性能的には愛があれば最後まで何とか使える程度のものにしたいところですが、リアル系はビルトラプターにしろシュッツバルトにしろ主力武器がビーム兵器なのでヘビーメタルやオーラマシンに対して不利になりそうなのが問題かもしれません。また、副主人公が仲間になる際には後期ROM版パッチの補充兵ルートではケンプファーに搭乗していたのですがこれも改めOG系の機体にする(ケンプファーは別の方法で入手できるようにする)予定です。まだ具体的に何にするかは決めていませんが、補充兵ルートであれば連邦系のPT、ティターンズ兵ルートであればDC系のPTが面白そうですね。機体グラフィックの画像や武器アニメ等を揃えたら3話分くらいまでは何とか再公開に持っていこうと思いますのでもうしばらくお待ち下さい。

第4次スーパーロボット大戦 敵組織の構成についての考察

 今回は解析関係の記事ではありません。もしも楽しみに記事を開いてしまったのであれば申し訳ありません。  さて、オリジナルの第4次スーパーロボット大戦ではダイターン3の大ボスであるドン・ザウサーとコロスがDCの総帥代理となっている事がプロローグで語られているのですが、シナリオ上ではコロスとゼゼーナンが序盤で会談している以外には殆ど言っていい程に彼らの出番がありませんし、DCにこれといったダイターン系の機体(メガボーグはともかく、アイアイやニーベルゲンは純然たる兵器なので一般兵用に量産されていてもいいと思うのですが)が配備されたり技術が出ているわけでもありません。  とはいえ、限られたシナリオの中でポッと出の新規バンプレストオリジナルの統率者を登場させ、そしてビアン博士に代わるオリジナルキャラにそこまでのカリスマ性を印象付けるのは難しかったのでドン・ザウサーを使ったのだと思われますが、むしろダイターン3は作品そのものが原作終了後の扱いにしてゲーム後半でコロスとドンの生存が明らかになり、序盤においては地球を拠点とする人物がDCを率いているという構図の方がよかったのではないかと感じます。しかし闇の帝王や妖魔大帝バラオではあまりにもオカルト的(そもそも闇の帝王は原作でも何だかよく分からない存在でしたが)な存在になってしまう恐れもあり、やはりDCという組織を第4次で描くのは大変だったのだろうな、とつくづく思います。ちなみに私自身の個人的な意見としては、版権のボスキャラであれば序盤のDCの総帥代理には「ゲッターロボG」のブライ大帝がよかったのではないかと感じています。  また、ゲストやポセイダル軍やバーム星人も今一つ行動の足並みや理念がよく見えておらず、この辺りを整理したのかリメイク作に相当するFではゲストとポセイダル軍は同盟勢力的な扱いとなり、なぜか憎むべき地球側の組織であるDCと手を組んでいたバーム星人は作品ごとリストラされてしまいました。本来であればバーム星人もDCではなくゲストやポセイダル軍と同盟を結び、異星人勢力側には全然存在しないスーパー系版権ユニット枠を担うべきだったのではないか(第4次ではなぜかムゲ帝国も出ません)と思いますが、当時に第4次を制作する時点では資料集めやシナリオ調整の関係で断念したのかもしれませんね。

第4次スーパーロボット大戦 ライディーンのゴッドバード・チェンジ導入計画

 ライディーンのゴッドバード・チェンジは原作では巡航形態として普通に使用されていたのですが、スーパーロボット大戦シリーズでは必殺技としてのゴッドバード・チェンジでの演出を優先するためなのかMX以外ではほとんど再現されていません。Zガンダムはギャザービートシリーズの影響かα外伝以降では毎度のようにMS形態でのウェイブライダー突撃(そもそも必殺技扱いなのは少々疑問に感じるのですが)と普通のウェイブライダー形態が両立されているにも拘らずライディーンでそれができないのも少々疑問に感じますので、ある程度シナリオが進んだ時点で「デフォルトのライディーン」を「変形可能なライディーン」と入れ替えるイベントを追加する予定です。変形そのものは特に問題ないのですが問題は準備画面での固有句関連で、単純に変形可能にするだけですと変形時に「モビルアーマー」や「モビルスーツ」という表示が出てしまうのがどうにも困りものです。それほど拘る部分ではないのかもしれませんが、やはりここは表示メッセージの制御に関しての解析が必要になりそうですね。

スーパーロボット大戦EX ユニット画像の編集方法について

 先日のディアブロの画像修復の際にはかなり面倒な手順を踏んで編集したのですが、思い付きから試してみたところ、ちょっとした手順を踏めば第4次スーパーロボット大戦用の画像編集ツール「SRW4TileView」で簡単に画像データを解凍したり圧縮して編集できる事が判明しました。パレットやタイルデータを空き領域や拡張領域に移設する方法を確立でき次第、ツールを使った編集のやり方をまとめた内容を公開する予定です。

第4次スーパーロボット大戦 初期版MAP兵器バグについて

 あまり必要がないかと考えてまだ解析していないのですが、初期版ROMのもっとも有名なバグと言えばやはり「自軍をMAP兵器で撃墜すると経験値と資金が入手できる」というものではないかと思います。これがあれば確かに難易度の高いマップを攻略できない場合の救済措置になるのですが、どういう仕組みで経験値や資金が入手できてしまうのか興味もあります。恐らくMAP兵器で味方のユニットを巻き込んで撃墜した際に自軍なのか敵軍なのか判定する判定がされていないのだと思いますので、新しい精神コマンドやスキルを作る参考になるかもしれませんので余裕があればこの辺りも調査してみたいと考えています。

スーパーロボット大戦EX ディアブロ修正パッチを公開しました

 突然ですが、SFC版EXのディアブロのグラフィックの右踵はどう見てもバグによる不具合だと思うのです。恐らく生データの時点ではきちんと右踵が書かれていたのでしょうが、圧縮データへの変換時に画像データが壊れてこのような状態になってしまったのだろうと思われます。そこで今回は、この不具合をどうにかしてみようという試みです。とはいえ、圧縮データの時点で画像がおかしいのでそのままでは修復が不可能です。やむを得ず、該当部分の圧縮データを取り出して解凍し、PS版(コンプリートボックス)のディアブロの画像の右踵部分の作りを参考にして崩れた右踵の部分を修復、そして再度EXのRAM内に修復した画像を圧縮データ化して書き込むという手法でバグを改善してみました。それが以下の画像です。  これが右踵パーツ補完後のディアブロです。元の画像の圧縮データが壊れてしまっているので本来の形状は不明ですが、恐らくこのようなグラフィックになる予定だったのではないでしょうか。需要があるかどうか分かりませんが、一応パッチを作成しました。ダウンロードは以下のURLから。元から存在するバグの修正パッチなので例によってパスワードはありません。 https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/41  今回の調査でEXのグラフィックデータやパレットデータ、タイルパターンなどの形式や格納場所がほぼ全て判明しましたので、今後はEXの解析や機体・パイロットの追加等をしてみるのも面白そうですね。この調子でSFC版第3次も画像を差し替えられたりするとなかなか楽しい事ができそうな気もしますが、なかなか時間が取れそうにもないのでいずれじっくり取り組みたいと思います。

第4次スーパーロボット大戦 命中回避地形適応参照パッチと地形適応細分化+命中回避地形適応参照パッチの修正版を公開しました

 表題の通り、命中・回避関連の2種類のパッチの修正版を公開しました。内容としては主に参照テーブルの入力ミスの修正です。それぞれ、ダウンロードは以下のURLから。パスワードは以前と同じです。 命中・回避地形参照パッチ https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/52 地形適応細分化+命中回避地形適応参照パッチ https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/53

第4次スーパーロボット大戦 不具合調査

 もともと後期版で作っていたパッチを初期版に移設する時点である程度は覚悟していた事ですが、やはり不具合が多く発生していて苦労しています。特にダメージや命中率に関する部分はどういうわけか初期版では上手く再現できず、それぞれ独立した状態であればきちんと機能するのですが、一つにまとめようとするとまともに機能してくれません。場合によってはいくつかの機能は削除するつもりですが、極力何とかしていきたいところです。

第4次スーパーロボット大戦 ダイモスの強化案

 「第4次スーパーロボット大戦」におけるダイモスが中盤以降の戦いでいまいちパッとしない強さなのは、恐らくSRPGでは定番となっている序盤での強力なお助けキャラ=いわゆる「ジェイガン枠」として登場させたためと思われるのですが、通常のSRPGであればともかく、キャラゲーとして見るとそういう枠に割り振られてしまうとそのキャラの原作ファンにとってはかなりきつい思いをすることになってしまいますね。  そんなわけでダイモスの強化案を考えているのですが、単純に烈風正拳突き改などを強力にするというだけではあまり芸がないので、パイロットの一矢側をどうにかする事でバランスを取ろうと思っています。例えば「レベルがある程度上がると分身が使えるスキルを習得する」とか「後半で極端な能力値上昇を遂げるタイプの成長率に設定する」など、単純に「魂」や「奇跡」などの強力な精神コマンドを覚えるのとはまた違ったアプローチで何とかしたいところです。ダイモス側を強化するとすれば、必殺技よりも「運動性の高い、当てて避けるユニット化」や「そもそも通常武器に碌なものがないのでまともに使えそうな武器を増やす」といったところでしょうか。例えばスパロボ未採用の「チェーンシャーク」を射程1~2くらいの移動後使用可能な格闘武器として追加する(戦闘アニメはバトルガレッガーを流用すれば問題なさそうです)ですとか、原作ではそこそこ出番が多いながらも何故かスパロボ未採用の「バトルブレイク」でシールド防御ができるようにする(刃物付きのトンファーで、原作ではこれで相手の攻撃を度々防御していました)など、それなりに利便性を上げたいところです。

第4次スーパーロボット大戦 Yボタンで戦闘シーンスキップパッチ改(オーバーキル対応版)を公開しました

  「Yボタンで戦闘シーンスキップパッチ改」ですが、「オーバーキルパッチ」と併用するとやはり簡易ウィンドウでのダメージ値が正常に表示されません。表示がおかしくなるのは撃墜された側の機体だけなので特に問題はないのですが、やはり気分がよろしくないので「オーバーキルパッチ」を適用した状態での簡易戦闘に対応したバージョンを作成しました。処理的には「オーバーキルパッチを適用している状態でダメージがHPの現在値を超過した場合、 残りHPの表示を0にする」というものです。 オーバーキルパッチを使用していない状態であれば従来の戦闘スキップパッチと同じ効果ですのであまり意味がない改修なのですが、一応アップロードしておきます。 なお、 「Yボタンで戦闘シーンスキップパッチ改」と同様に 残りHPを表示するためにCFF80以下の空き領域を使用しておりますので、この箇所を使用するパッチとは同時使用ができません。

第4次スーパーロボット大戦 第2次スーパーロボット大戦G風の剣鉄也

   今回は鉄也さんの顔グラフィックを第2次Gに近いドット絵に書き直してみました。実はグラフィック自体はSFC版第3次~EXあたりのもみあげが四角いしかめっ面の鉄也さんの方が原作アニメの雰囲気を出している、というか実際に本当にそっくりな作画のシーンが原作アニメにあるのですが、せっかく第2次Gで格好よくなっているのでこちらを使うことにしました。開発時期的にはSFC版第4次よりも第2次Gの方が後のはずなので、こちらのグラフィックをベースにしてPS移植版の第4次Sに使ってくれてもよかったような気がしますね…。  パレットは元の色のままでなるべく第2次Gの鉄也さんに近い雰囲気を再現しましたが、元々のグラフィックが4色だったのでなるべく第4次の鉄也さんと同じ影の色になるようにしながら色数を増やしています。サイズ的にはA以降のエーアイ製GBAスパロボも同じ32x32なのでそちらを再現するという考え方もあるのですが、それを始めるときりがなくなってしまうので程々にするつもりです。

第4次スーパーロボット大戦 初期版ROMレベル100バグ修正パッチを再アップロードしました

 早速ですが「初期版ROMのレベル100バグ修正パッチ」でジャンプ先のアドレスやコマンドの入力ミスがありましたので修正版を作成しました。申し訳ございません。また、これと同時に未使用領域版と4M拡張ROM版のパッチを同梱しましたので、パッチ選択の際はご注意下さい。使用している領域は変わりませんので、詳細はそちらの記事をご参照下さい。ダウンロードは以下のURLから。パスワードはありません。 https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/36

第4次スーパーロボット大戦 初期型ROMのレベル100バグ修正パッチを公開しました

 表題の通り、初期型ROM(Ver.1.0)でレベルが99になるとレベル100になりパラメーター画面が乱れるバグの修正パッチを公開しました。先日の推測に則って解析してみたところ、案の定レベルが99になった場合にそれを固定表示化する命令が抜けていましたので、空き領域(01FFD0~01FFFF)にデータをサブルーチン化させて処理するという作業を行っています。このため、01FFD0~01FFFFを使用しているパッチと併用した場合は正常に機能しませんのでご注意下さい(追記:パッチの不具合修正の際に未使用領域版と4M拡張ROM版のパッチを作成し、これを同梱しました。念のため、パッチ選択の際はご注意下さい)。  ハックロム界隈では実物のソフトの出回っている数が少ないにも拘わらず後期ROMが主流ですが、実際に中古のソフトを購入した場合はほぼ間違いなく初期型のROMを購入する事になると思われるので、レトロフリークなどを使って普通にプレイされる方向けとして初期型用のバグ修正パッチは今後も積極的に作成していく予定です。ダウンロードは以下のURLから。今回も 元から存在するバグを修正するためのパッチなので パスワードはありません。 https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/36  なお、本来のROMの未使用領域ではなく拡張ROMを使用しバグを修正したい方のために4M拡張ROM対応版パッチも作成しました。言うまでもありませんが、事前に何らかの方法で初期版のROMイメージを4M化してからパッチを適用して下さい。使用領域は3FFDA0~3FFDCF(BGM継続パッチ修正版の際にコードが短縮化された影響で空き領域になっているようなので今回はここを使ってみました)です。ダウンロードは以下のURLから。こちらに関してもパスワードは設定しておりません。 https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/35

第4次スーパーロボット大戦 クリティカル補正・底力バグ修正パッチを公開しました

 今更ですが「自軍のクリティカルヒット発生率が半減処理されるバグ」と「底力が正常に発動しないバグ」の修正パッチを作成しました。  既に有名な話ではありますが、第4次のクリティカル計算は本来「敵軍の場合はクリティカルの最終発生確率が半減処理される」という処理が誤って「自軍の場合はクリティカルヒットの最終発生確率が半減処理される」という処理にされてしまっています。これを本来の処理に修正します。また、演算データミスにより本来発動するはずの「底力」がどうやっても発動しないバグを一緒に修正します。ダウンロードは以下のURLから。今回は実際のソフトに存在するバグの修正パッチなのでパスワードはありません。 https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/32

第4次スーパーロボット大戦 続・防御スキルに関する見直し

 ご存じのように切り払いとシールド防御はパイロットの所有する個人スキルのレベルに応じて発生するのですが、スキル欄がもったいない(所持自体は6個まで設定できるようですが表示は3個までしかできず、間に00の設定を挟めない)ので別の方法で判定する方法を長い間模索しています。簡単そうなのは「彼我の技量や直感の差異によって発動確率が変わる」というものですが、この場合は必然的に優秀なパイロットほど有利になるというデメリットがあります。そうなると単純に「パイロットのレベルに応じて発動確率が上がる」か「一定確率で発動する」というものになるのですが、これも何だか味気ないものがあります。  そこで考えているのが「BGMパイロット基準化パッチ」のように「オフセットテーブルによる切り払いやシールド防御発動確率の個別設定」です。具体的にはオフセットテーブルで各パイロットの切り払いやシールド防御の発動レベル(またはスキル番号)を設定し、これ自体はマスクパラメーターとしておくというものです。これによって「大した能力ではないもののやたらとシールド防御を繰り出せるパイロット」や、逆に「能力値は高いがほとんど切り払いをしないパイロット」をスキル欄を使わずに設定できると思うのですが、いかがでしょうか?

第4次スーパーロボット大戦 RAM競合によるパッチの不具合について(解決済みです・追記あり)

 お知らせです。「命中回避地形適応参照パッチ」や「地形適応細分化+命中回避地形適応参照パッチ」と「BGM継続パッチ」を一緒に使用すると何度か戦闘を繰り返すうちに写真のようにお互いの命中率・回避率が0%になってしまうという不具合の報告がありました。  調査の結果、私のパッチと「BGM継続パッチ」で一部重複しているRAM使用領域があったのですが、使用している常駐RAM領域が同作者様の他のパッチにも影響を及ぼす可能性があるというお話でしたので、先方のパッチ側の修正・変更にて対応して頂きました。   最新の「BGM継続パッチ」を適用する事で不具合が回避可能です。 「2022年11月7日版」は修正ミスがあったとの事で、不具合の回避には「2022年11月10日版」を使用する必要があるそうです。

第4次スーパーロボット大戦 シナリオ微改変パッチ再公開準備中です

 以前6話分まで公開後に削除したままのシナリオ微改変パッチですが、何とか初期版に対応させる目処が立ってきましたので近々再公開予定です。ただし幾つかの仕様変更点があります。詳細は公開時にお知らせする予定です。

第4次スーパーロボット大戦 BGMパイロット基準化パッチについての追記とBGM解析関連雑記

  「BGMパイロット基準化パッチ」の「BGM継続パッチ」との併用ですが、検証&テストプレイしてみた結果、特に問題なく使用できる事が判明しました。パッチ添付のメモ書きには併用できないと記述してありますが大丈夫です。これで第4次Sのようにキースを戦闘させる時にいつでも「THE WINNER」を聴く事ができるようになるのが個人的には一番の成果だと思っていますが、主人公がモビルスーツ系に乗り換えても必ず「TIME TO COME」がかかるのもちょっとテンションが上がります。これと他のウィンキー系ソフトからのBGM移植を組み合わせればまだまだSFC版第4次は遊び倒せると思うので、まだ検証していない「マクロスのタイトルBGMをループさせる試み」や「PS版ウィンキースパロボのBGMデータのSFC版へのダウンコンバート」なども成功させていきたいですね。  さて、香港のサウンドクリエイター・HertzDevil氏のHP( https://www.hertzdevil.info/ )にSFC版第4次やロックマンX2のサウンドドライバを使って作られたBGMのSPCデータが掲載されているのですが、試しにこれらのデータを解析してROM用サウンドデータに形式を変更してから改めてROMに書き込んでみたところ、無事にBGMとして使用する事ができました。YouTubeで公開されていた動画の通りに実際にソフト上でBGMが流れると感動しますが、特にウィンキーソフトのゲームで「その名はマフティー・ナビーユ・エリン」が使用できるのは嬉しいところです。残念ながらドラグナーの前期OPテーマ曲「夢色チェイサー」はウィンキーソフトの規格ではなくカプコンの規格で作られていたため移植は不可能でした(ひょっとすると移植できるのかもしれませんが私の現時点でのBGMデータ解析能力では不可能です)が、もっと解析が進んで別デベロッパーのBGM同士でもコンバートできるようになったりMIDIデータからウィンキーソフト規格のBGMデータを生成できる(ウィンキーソフトのサウンドクリエイターだった田中伸一氏の動画によると当時はそういうツールがあったらしいのですが…)ようになると夢が広がりますね。

第4次スーパーロボット大戦 BGM設定パイロット基準化パッチを公開しました

 表題の通り、以前からアイデアにあった「BGM設定パイロット基準化パッチ」を作成してみました。内容は読んで字の如く、第4次スーパーロボット大戦S以降で多く採用されるようになった「BGM判定をパイロット側設定の仕様に変更する」というものです。パイロット側のBGM設定はパラメーター設定ではなく独立したオフセットテーブルから変更可能です。変更方法の詳細は添付のメモ帳をご参照下さい。しかしそれだけでは面白くないので、第4次SやF完結編やコンプリートボックスや魔装機神での不満点だった完全パイロット固定BGM仕様から「基本はパイロット固定BGMだがBOSS属性用BGMの曲は機体側で設定できる仕様」に変更しています。これで、BOSS属性BGM仕様の機体に乗っている時だけBOSS用BGMが流せるというわけです。ダウンロードは以下のURLから。 https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/66  仕様の都合上「BGM継続パッチ」との併用が不可能ですが、パッチの利用状況などから判断して今後の対応を検討します。解凍パスワードは「pN#ZcsiuL%2|BaD~」です。  なお今後の更新内容として、アムロやブライト、甲児など多くの作品を跨いで活躍した一部のパイロットに関してはパイロット側の設定ではなく機体側のBGM設定を優先する(Aのアムロやクワトロを思い浮かべて頂ければ分かりやすいと思います)事を検討しています。

第4次スーパーロボット大戦 続・量産型νガンダム

 しばらく棚上げになっていた量産型νガンダムですが、重い腰を上げて本格的に追加作業に入ってみました。デザイン的にはオリジナルの大河原邦男先生版ではなく、最近立体物用にリデザインされたカトキハジメ先生版を採用していますが、カラーリングは大河原版(大河原版は青緑、カトキ版は白)というちょっと紛らわしいものになってしまっています。  フィン・ファンネルのアニメーションをνガンダムと共用にする事を考えると機体色はカトキ版の白色の方がいいのですが、やはり量産型νガンダムといえばこの青緑色というイメージが強いので、武器アニメーションのIDが足りなくならない限りは専用の青緑色のフィン・ファンネルアニメーションで対応する予定です(現状ではテストのためνガンダムと共用の設定)。また、これに合わせて専用のインコム(バックパックのインコム収納ボックスが開く予定です)、νガンダムと共用のシールドミサイルやシールドビームキャノンのアニメーションを作成して実装する事も検討しています。戦闘アニメーションのスキップ機能を作る一方でこうした追加アニメーションの作成作業をしているのも何だか矛盾しているのですが…。

第4次スーパーロボット大戦 Yボタンで戦闘シーンスキップパッチ改を公開しました

 表題の通り、しばらく放置中だった「Yボタンで戦闘シーンスキップパッチ」の改良版を作成しました。以前のパッチはデバッグウィンドウをそのまま流用していたので与えたダメージと成立フラグ以外の戦闘結果を見る事ができませんでしたが、新たに戦闘結果計算用のサブルーチンと表示用ウィンドウを作成する事で戦闘終了時の残りHPが表示されるようになります。また、ダメージは「与えたダメージ」ではなく「受けたダメージ」を表示させるように処理しています。現状では「オーバーキルパッチ」でのダメージ表示に対応していませんが、簡易ウィンドウでのダメージ値が正常に表示されないだけなので併用しても特に問題はありません。  なお、残りHPを表示するためにCFF80以下の空き領域を使用しておりますので、この箇所を使用するパッチとは同時使用ができません。

第4次スーパーロボット大戦 ユウ・カジマ専用ジェガンを再現してみました

 実際にユニットとして追加するかどうか未定ですが、今回は2022年10月8日に GUNDAM SIDE-F( ガンダムパーク福岡)の限定商品として発売され話題になったユウ・カジマ専用ジェガンを再現してみました。ノーマルジェガンとの両立のため、新たにカメラアイのブルーとアンテナのグレーの色味を調整して、設定通りに胸部と腰中央部と足首甲部を青く書き直したグラフィックを用意しています。  ユウ・カジマ自体は「ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」の最高ランクエンディングを迎えるとシャアの反乱の時代まで生き抜いた後に退役した事が語られるのですが、皆川ゆう氏による小説版にて描かれた「アクシズから跳ね飛ばされるギラ・ドーガに手を差し伸べたジェガンのパイロットは実は成長したユウだった」という独自解釈が好評だったのか、以後様々な作品でこの設定が半ば公式設定のように扱われていましたが、このジェガンが発表された事でこれが公式に否定されたとも取れるのは非常に興味深いと言えます。もっとも、この機体自体はアクシズ・ショックの際にたまたまユウが使わなかった、或いはアクシズ・ショックの後に奇跡を目の当たりにしたユウが思うところあってこの色に塗り替えたとも取れますが。  もしもユウを登場させるとすれば、ロンド・ベル隊本編の話ではなくヘンケン中佐やシナプス大佐といった別部隊のストーリーのメインキャラの一人として扱ってみたいですね。ニムバスとの因縁自体はインスペクター事件で解決済みで、ブルーディスティニーやEXAMシステムは登場しないもののベテランパイロットとして部隊の纏め役を務める役どころがいいのではないでしょうか。しかしそれよりもジェガンといえば「機動戦士ガンダムF91」に登場したジェガンAタイプやBタイプといった「νガンダムとほぼ互角の性能とされる」バリエーション機が存在しますので、これらのジェガンのグラフィックを書き足してティターンズの最新鋭機として追加するのも面白いのではないかと思います。

第4次スーパーロボット大戦 初期型ROMと後期型ROMの物理的な見分け方と入手方法

 ご無沙汰しております。ハックロム界隈では以前からROMイメージを用意する際に海外の違法アップロードサイトからダウンロードする事がさも暗黙の了解のようになっていますが、当然の事ながらこうした行為はモラル云々以前に違法となります。今更ですがROMイメージは絶対に違法サイトなどから入手せず、物理的に入手したカートリッジから各種コンソールを用いてイメージ化してご準備下さるようにお願い申し上げます。  前置きが長くなりましたが、今回は真面目に第4次スーパーロボット大戦の後期型ROMの実物を探されている方々への一助となればと考え、手持ちのカートリッジの写真を掲載すると共に簡単な見分け方をご紹介致します(逆に言えば、本来であれば最初にこの記事を取り上げておくべきだったのですが…)。  現物の初期型ROMと後期型ROMの最も簡単な見分け方は、カートリッジ背面のシール右上に刻印された数字を確認する事です。まずは、初期型ROMの刻印を見てみましょう。  ご覧のように「00」という二桁の数字が確認できます。このような数字が刻印されているカートリッジはバージョンで言うと1.0となっています。MAP兵器によるフレンドリーファイアーで経験値と資金が入手できるのが特徴ですが、レベルが99になると強制的にレベル100になってパラメーター画面に不具合が生じます。原因はまだ調査しておりませんが、恐らく「レベル98までの必要経験値は設定されているがレベル98からレベル99、及びレベル99からレベル100になる際の必要経験値が0に設定されていて、レベル99になった途端に次のレベル(=レベル100)に上がってしまう」というような内容の不具合と「レベル表示欄が二桁分までしか対応していないのにレベルキャップ(例えば「レベル99だったら入手経験値が強制的に0になる」など)の設定が抜けているのでそのままレベルが100以上まで上がってしまい、そしてレベル100になるとパラメーター表示用のRAM領域がオーバーフローを起こして画像が乱れる」といった内容の不具合の相乗効果なのだと思います。初期版のこの不具合に関してはいずれ検証してバグ修正パッチを作成する予定です。  次に、後期型ROMの刻印を見てみましょう。 どういう訳かこの手の情報がどこにも掲載されていないのですが、これが「実物の後期型ROM」の写真と刻印です。こちら

キャプテン翼4 デンマークチーム強化案

 「奇跡を呼ぶ男」ことシューマッハが率いるデンマーク。シナリオ上ではブラジルを完封する展開すらある強豪扱いなのですが、実際に蓋を開けてみるとGKのシューマッハ以外は全てモブ程度の能力しか持たない弱小チーム、しかも肝心のシューマッハ自身も口ほどにもないレベルと言わざるを得ない有様です。しかし当時のリアルサッカー界におけるデンマークはラウドルップ兄弟をはじめ強力な選手がひしめいていましたので、何とかこれを再現したいところです。

プレイステーションのBGMデータをスーパーファミコンに移植する方法の考察

 タイトルはご大層ですが、記事自体は大した内容ではありませんので話のタネ程度にご覧下さい。  ご存じの方は多いと思いますが、プレイステーションのBGMデータ(というかシーケンスデータ)をMIDIファイルとしてエクスポートできる「VGMTrans」というアプリケーションがあるのですが、このアプリケーションには「シーケンスデータをMIDiファイルに変換する」という用途の他に「シーケンスデータそのものを解読する」という機能があります。この機能を使えばシーケンスデータの意味が分かりますので、根気は必要ですがニーモニック表と照らし合わせてスーパーファミコンのSPCデータとして打ち直し(端的に言えば、バイナリエディタを用いて変換)する事が可能です。もちろんいくつかの資料や記述したSPCデータに適合するサンプリングデータのマッチングが必要になりますが、これをうまく活用すればプレイステーションのゲームとして発売されているゲームのシーケンスデータを参考にBGMデータを記述する事が可能ではないでしょうか。

第4次スーパーロボット大戦 戦闘シーンカット用ウィンドウの変更について

 デバッグモードフラグで使用できる簡易戦闘モードですが、表示内容が8桁のフラグコードとお互いが与えたダメージしか表示されないのでかなり不便と言わざるを得ません。そこでこの表示内容を変更しようと試みていますが、とにかく表示できるスペースが少ないのが問題です。現状の改変では最大HPと現在HP、被ダメージを表示させていますが、既にそれだけでウィンドウの3/4程度が埋まってしまうのでパイロット名やレベル、機体名が表示できないというのが辛いところです。  改変内容としてはウィンドウの基本表示位置とサイズを変更して表示情報量を増やして対応するか、それともウィンドウの横幅だけを変更してパイロット名だけを追加するか迷いますが、単純に「先攻側」と「後攻側」という文字だけを追加するという方法もないわけではありません。いずれにしても戦闘結果の表示時間は限られていますので、一目で内容が分かるような改変にしたいところですね。

第4次スーパーロボット大戦 精神ポイント消費武器やバリア系能力の考察

 敵パイロットにはあまり意味のないデータとして「精神ポイント(以下「SP」)」がありますが、武器を使用する際に気力ではなくSPを必要とする要素に変更しようと考えています。またオーラバリアやサイコフィールドのような精神力で発動していたバリア系能力を再現し、同時にSPを必要とする武器やバリアは使用時にそのSPを消費するという仕様にする予定です。これにより、スーパーロボットやサイコミュ兵器を持つ機体などがいきなり必殺技を使用できる反面、その武器を使用する事によりSPを消費して精神コマンドを使い放題にはできないというシステムにしようという試みです。  しかしこれでは各マップごとにSP消費武器を使える限度が決まってしまいます(まあ各作品の原作での描写を踏まえるとそちらの方がリアルだと思いますが)ので、代わりに何らかの手段でSPを回復できるシステムを盛り込む必要があるかもしれません。基本的には「1ターンごとにSPが回復する」とか「母艦に収容するとSPが回復する」、「祈り」や「献身」のようなSP回復系精神コマンドの導入など考えられます。他にも「敵のSPを減らす精神コマンド」を用意して、SP消費武器やバリアの使用を防ぐといった要素があっても面白いのではないでしょうか。

第4次スーパーロボット大戦 地形適応細分化+命中回避地形適応参照パッチを公開しました

 表題の通り、地形適応補正をSFC版第3次スーパーロボット大戦と同様に細分化し、かつ攻撃・防御・命中・回避に適用するパッチを公開しました。攻撃・防御と命中・回避にかかる補正値の参照先はそれぞれ別の箇所に設定していますので、例えば攻撃・防御に補正値を加えたくない場合は攻撃・防御用の補正値参照先を全て100(=64)で埋めるなどの設定変更が可能です。以下のURLからダウンロード可能です。パスワードはいつもの場所にて。 https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/53

第4次スーパーロボット大戦 修正版命中回避地形適応参照パッチを公開しました

 本日公開した命中回避地形適応参照パッチの改訂版ですが、誤ってRAM参照先変更のパッチをアップロードしていた事が判明しました。改めて修正版のパッチをアップロードしましたので、ご入用の方はお手数ですが以下のURLからダウンロードをお願いします。パスワードは前回と同じです。 https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/52

第4次スーパーロボット大戦 MAP兵器バグ修正パッチを公開しました

 表題の通り、敵がMAP兵器を使用した際に直前の戦闘で入手した経験値や資金を再度入手してしまう有名なバグの修正パッチを公開しました。バグとはいえある意味自軍にとっては嬉しい不具合ですので敢えて修正したいという方はほとんどいないと思いますが、他人にプレイさせる事が前提のスパロボハックロムを作成している方には需要があるかもしれません。ダウンロードは以下のURLから。元からある不具合なのでパスワードは設定していません。 https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/71

第4次スーパーロボット大戦 命中回避地形適応参照パッチを更新しました

 表題の通り、命中回避地形適応参照パッチを更新しました。使用した方より「他者のパッチと一緒に本パッチを適用すると不具合が生じる」という報告をいただきましたので、書き込み先・読み込み先のRAMのうちそのパッチと競合する該当箇所を変更しています。逆に言えば修正箇所はそこだけです。以下のURLからダウンロード可能です。パスワードは前回と同じですのでそちらを参照のほどを。 https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/52

第4次スーパーロボット大戦 Yボタンで戦闘シーンスキップパッチを公開しました

 簡単ではありますが、表題の通りYボタンを押しながら戦闘開始をする事で戦闘シーンをスキップするパッチを作成してみました。当初は修理装置の処理を参考に簡易戦闘アニメを作る予定でしたが、先攻側と後攻側の双方の簡易アニメ処理が終わるまでの時間がむしろ単純なアニメーションの通常戦闘よりも時間がかかってしまう事が判明したのでデバッグモードの戦闘シーンスキップ処理を流用する事にした次第です。なお、当初はスタートボタンを押しながら戦闘開始する前提で作成していましたが、ボタンの位置が押しにくいのでYボタンに変更しました。  戦闘シーンのスキップフラグは戦闘の処理が終了する度にリセットされますので、再度戦闘シーンをスキップする場合はお手数ですがその都度Yボタンを押しながら戦闘を開始してください。また、処理的には特に難しい事をしているわけではありませんので、Yボタンを押して戦闘開始をすればNPCや敵同士(終盤の赤軍対黄軍など)の戦闘シーンもスキップ可能です。また、同時に「敵のMAP兵器で経験値と資金取得バグ」の修正も組み込んでいます。こちらは後日単体でのパッチもリリース予定です。ダウンロードは以下のURLから、パスワードはいつもの場所です。今回はデバッグモードのウィンドウ表示のままでパッチを作成しましたが、作成中の改変パッチにはフラグ表示の代わりに先攻側と後攻側の現在HP、および最大HPを表示する方向で組み込む予定です。

第4次スーパーロボット大戦 戦闘アニメON/OFF機能の進捗

 戦闘アニメのON/OFF機能の実装ですが、試しに戦闘開始決定時にスタートボタンを長押したままにしておく事でデバッグモードの戦闘アニメカットフラグが成立できるようにしてみました。しかし一度カットしてしまうと今度はずっとカットしたままになってしまうので、次の戦闘で再度スタートボタンを長押したままにすると解除されるようにするか、または戦闘開始決定時ごとにスタートボタンを押すようにするか検討中です。どちらも一長一短なので迷うところですが、個人的には多少面倒でも毎回スタートボタンを長押しするようにする方が肝心な場面を見落とししないで済むような気がするので、今回はこちらを採用してみるつもりです。

第4次スーパーロボット大戦 戦闘アニメのON/OFF機能について

 リアル生活での生活が急に慌ただしくなり更新ができておりませんが、一応活動は続けております。断空光牙剣の戦闘演出はもう少しまとまった時間が取れるようになったら作成を再開する予定です。  さて、以前も少し触れた簡易戦闘モードですが、試しに作っていたMAP兵器と修理装置の処理を参考にした演出を仮に導入した場合、計算上の時間はマップ上でのアニメやゲージ処理の都合上、一部の武器を除いて普通に戦闘アニメを見るのとほとんど変わらない事が判明しました。これではアニメカットをしても何の意味もないので、今後はデバッグモードの処理を利用して戦闘カットを導入する方向で調整するつもりです。基本的には戦闘開始時に特定のボタンを押す事によって戦闘シーンをカットできるようにするか、またはオプションのBGM設定を常時ステレオ固定化して代わりに戦闘アニメのON/ OFF機能を割り振るつもりです。

第4次スーパーロボット大戦 断空光牙剣の戦闘アニメーション案

 OVA版デザインのダンクーガを採用したので、やはり断空砲に代わる最強武器として断空光牙剣のアニメーションも新規に作成したいところですね。内容としては新やαのようなダンクーガのバストアップカットインが中心の方が見栄えがよくかつ作りやすいのですが、今回はF完や64、Jのようなダンクーガそのものが断空光牙剣を振りかざして遠距離からそのままレーザーで両断する方式にしようと考えています。欲を言えばJのようにダンクーガを多少なりとも動かしたいのですが、容量的には結構厳しいものがあるのでF完のようにレーザーの部分だけを動かして終わりにする可能性もあります。なおカットインを入れる予定は今のところありませんが、入れるとすれば忍の顔のアップでしょうか…。演出を長くするとそれだけ攻撃結果を見るまでの時間もかかるので、この辺りの塩梅は本当に難しいですね。

第4次スーパーロボット大戦 OVAデザイン版ダンクーガ&ダイガン

 ダンクーガの武器数を増やそうとしたところ、TV版デザインの飛行ブースターを装着した状態では機体背面の200mm榴弾砲が使用できない(そのための武装強化策として連装キャノン砲が飛行ブースターに追加されている)事に気が付いたので、思い切ってダンクーガのグラフィックそのものをOVA版の内蔵型ウィング仕様に変更してみました。まあそれを言うとαやIMPACTなどでは飛行ブースターを装着したまま背中から200mm榴弾砲がせり出してくるので細かい事を気にしすぎな気もするのですが、あくまで私の拘りという事でご容赦願います。  さてこのダンクーガ、よく見ると実は厳密にはこのデザインはOVA版に準拠したものではなく「新スーパーロボット大戦用に開田裕治先生がデザインされたバージョン」で、本来OVA版には存在しない連装キャノン砲が装備されています。この方が見栄えがいい事に加えて武装も増えますので、今回は敢えてこちらのデザインを使っています。既に連装キャノン砲や断空砲の攻撃用グラフィックも作成完了していますので、あとはスクリプトコードを書いて実際にアニメーションとして表示できるようにするだけです。  ちなみにスーパーロボット大戦では大半の作品で「断空砲」と「断空砲フォーメーション」を分けている事が多いですが原作では背面の榴弾砲及び全身各所の火器を機体前面に展開している状態を「断空砲フォーメーション」と呼称しており、この断空砲フォーメーションからの一斉射撃を「断空砲」としています。そのため「断空砲」と「断空砲フォーメーション」を武器として分けるのは実際のところ矛盾している(というか断空砲フォーメーションは武器ではない)ので、榴弾砲は断空砲ではなくあくまで榴弾砲として、断空砲は断空砲フォーメーションではなく断空砲として原作設定に則った表記にする予定です。

第4次スーパーロボット大戦 ゴーショーグンやダンクーガの武器追加について

 第4次だけに限った事ではないのですが、ゴーショーグンとダンクーガはスーパーロボットにもかかわらず武器の数が少なく若干寂しい印象を受けます。そこでいくつか武器を追加していく予定です。ゴーショーグンは原作での描写を鑑みて格闘とMAP兵器版スペースバズーカと実弾版スペースバズーカ、そしてゴーフラッシャー・スペシャルあたりを追加し、ダンクーガはミサイルとダイガン、鉄拳、大口径砲、断空光牙剣あたりを追加したいところです。   ゴーショーグンはともかくダンクーガの武器追加に関してはCOMPACTシリーズのように遠距離特化+MAP兵器系の機体にするか、それとも原作重視の接近特化の機体にするか、判断が難しいところですね。戦闘アニメーションも連装キャノン砲を下げて発射したり、断空砲が背中からせり出している状態を何とか再現したいものです。

第4次スーパーロボット大戦 ハイド・ボンブ完成

   以前の告知の通り、今回はミサイル系やスロウランサーなどのアニメーションのスクリプトコードを参考にしながら没グラフィックを使って新規にハイド・ボンブの攻撃アニメーションを作ってみました。ハイド・ボンブのグラフィック同士が重なってしまったりうまく回転しないグラフィックが発生したりと結構苦戦しましたが、最終的には写真のような形で落ち着きました。SEはSマインやトライブレードと同じものを使用しています。攻撃力はまだ設定していませんがEXやF完結編などでは2400程度だった記憶があるので、まずはその辺りの数値を参考に第4次の攻撃力基準に落とし込んでみます。  ザクⅢ改のグラフィックはまだ準備していないのでこれから用意しますが、ザクⅢ改自体にはこれといった強力な武器が設定されていないので敵ユニットとしてはそれほど脅威にならない可能性も高そうですね。近年の作品のように「何の光!?」を武器化するというのも一つの手ではあると思うのですが何か違うような気もするので、対クィン・マンサ戦でマシュマーがビームサーベルの攻撃だけでプルツーを追い詰めた事を鑑みて大型ビームサーベルやハイパービームサーベルのような「他の機体よりも高い威力のビームサーベル(攻撃力1600~2000程度?)」を用意する予定です。

第4次スーパーロボット大戦 量産型νガンダム

 Gジェネレーションではないのでガンダム系ばかり増やすのも気が引けるのですが、何らかのルート分岐限定で量産型νガンダムを入手できるようにしようと考えています。インコム仕様とファンネル仕様の選択式ではなく、出撃準備画面での「変形」で両方の仕様を使い分けられるようにし、出撃後のマップ上では変形不可能という仕様にする事で後々の作品でいうところの「換装」の再現を試みる予定です。 なお、大半のスーパーロボット大戦ではファンネル仕様がIフィールドバリアを張れるようになっていますが、今回は敢えてIフィールドを張れないようにするつもりです。Iフィールドのアニメーション設定はνガンダムの機体IDチェックで分岐させているだけなのでこのIDを増やせば技術的には苦もなく再現できるのですが、所詮は量産型なのでそこまでの芸当は不可能という事でオリジナルのνガンダムとの差別化を図るという考えです。

第4次スーパーロボット大戦  ハイド・ボンブの没グラフィック

 とある理由でミサイル系の武器グラフィックをチェックしていたところ、ハイド・ボンブと思われる未使用のグラフィックが収録されているのを確認しました。この画像とスロウランサーなどのコードを組み合わせればハイド・ボンブの武器アニメーションが再現可能なので、ギャンやザクⅢ改といった機体を追加する事ができそうです。  ギャンが追加できればマ・クベを登場させてアッザム部隊を率いて戦わせるなど、色々と話を膨らませる事ができますのでそれなりに挑戦の価値はありそうですね。

第4次スーパーロボット大戦 ドーベン・ウルフのメガランチャー完成

 ロングライフルのアニメ作成で得たノウハウを活用し、今回はドーベン・ウルフの専用メガランチャーのアニメを作成してみました。2枚目の写真と比較していただくと分かりますが、ビームサーベルなどを使用する際は武器なしのGBA版Aのようなグラフィックになっており、メガランチャーを使用すると従来のメガランチャーを構えるポーズに画像が差し変わります。本当はSFC版EXのF91が使用するヴェスバーのアニメのように細かく動かすような芸当(メガランチャーを振りかざして腹部にセットするといった動作)もできるのですが、結構グラフィック容量を使用するのと、わざわざそのためだけに新規に大量のグラフィックを作成する労力に対する価値が見合わないので、今回は単純な画像差し替えのみにて対処しています。  3枚目はビームライフル使用時の写真。元々メガランチャーはビームライフルに腹部メガ粒子砲のコネクターをドッキングさせて使用するという仕組みなので、グラフィックはメガランチャーと同じ状態で対応、そして発射するビームだけを通常のビームライフルと同じものにしています。なおドーベン・ウルフのビームライフルは本来緑色なのですがなぜかスパロボでは灰色になっている事が多いので、設定に準拠した緑色に書き直しています。設定上はこの他にも肩部に隠しグレネード発射機構が装備されていますので、そちらは通常のグレネードランチャーのアニメを割り振って設定上の装備は網羅していく予定(ショックワイヤー機構は除く)です。   同じ要領でブラウ・ブロの有線ビーム砲やF91のヴェスバー等も再現したいのですが該当SEを鳴らす事が可能なアニメIDが足りなくなりそうなので、SEを使うIDを増やす方法を上手く考えないといけませんね。また、カプールやザクⅢなどのZZ系のザコMSを少し追加したいのである程度まとまったら動画で公開しようと考えています。

第4次スーパーロボット大戦 ドーベン・ウルフの有線式ハンドビーム砲完成

 今回はドーベン・ウルフのグラフィックをA以降基準のメガランチャーを構えていないものに書き直したついでに、有線式ハンドビーム砲を再現してみました。設定ではラカンが使用する指揮官機は無線式なのですが、ワイヤーがないとロケットパンチみたいで見栄えが悪かったので有線式に統一しています。移動後使用できる非ビームのP兵器扱いにして、そこそこ厄介な武器にするつもりです。しかしメガランチャーがないと機体が小さく見えてしまうので、もう少し大きく書き直せばよかったかもしれませんね。  ともあれ、この調子でメガランチャーを構えるアニメも作成してドーベン・ウルフの武装をコンプリートしてみるつもりです。また、このノウハウを応用すればブラウ・ブロの有線式ビーム砲も再現できるので、時間に余裕があればそちらにも手を入れていきたいところです。

第4次スーパーロボット大戦 ガンダムMk-Ⅱ(ティターンズ仕様)

 今更感が非常に強いのですが掲載し忘れていたので、今回はティターンズ仕様のスーパーガンダムと一緒に追加したティターンズ仕様ガンダムMk-Ⅱを掲載します。  ご覧の通りのお馴染みの黒い、というか紺色のガンダムMk-Ⅱで、位置付けとしてはバーザムやG-TITANS部隊の指揮官機といったところでしょうか。こうなるとジム・クゥエルも欲しくなってくるところですが、見た目の格好良さはともかく所詮は暴徒鎮圧用の旧型モビルスーツ、設定上では純然たる戦闘用の機体であるジムⅡの方が上の性能らしいので登場させる意味があまりないのが残念なところです。もっとも、ティターンズ版ザクみたいなザコ機体としての位置付けならば出番はありそうですが。

第4次スーパーロボット大戦 新規攻撃アニメーション作成案

 拘らない人にとってはどうでもいい話なのですが、バウやハンマ・ハンマ、ヤクト・ドーガといった一部のMSはシールドにメガ粒子砲が装備されているのでメガ粒子砲での攻撃の際にシールドを構えるアニメーションを作っておきたいところです。  また、常にメガランチャーを構えたままのドーベン・ウルフもメガランチャー(とビームライフル)を使用する際だけランチャーを構えるように変更する予定です。特にドーベン・ウルフは有線式ハンドビーム砲の射出機構が再現される作品が殆どないので、この機会に腕を飛ばしてハンマ・ハンマやノイエ・ジールのように有線ビーム砲で攻撃をする演出を作りたいところです。

第4次スーパーロボット大戦 ロングライフル完成

   リアル生活の影響で少し時間が空いてしまいましたが、ようやくロングライフルのアニメを組み込む事ができました。内容としては攻撃時にロングライフルを構える差分のグラフィックを読み込み、武器の座標設定で表示位置指定ができるように変更したメガ粒子砲系のアニメを組み合わせて大出力携行ビーム兵器の演出に変更したといったところです。また、前回で違和感のあった右手首の向きをはじめ一部のパーツを微修正しています。なお、エゥーゴカラーのスーパーガンダムでも同様の攻撃演出が適用されています。  同じような作業でヴェスバーやハイメガキャノンをきちんとした位置から発射させたり、メガバズーカランチャーやハイパーメガランチャーやバスターランチャーやスペースバズーカやイオン砲などを構えて発射できるようになりますので、時間に余裕があればその辺りの武器のアニメーションも作成しておきたいところです。

第4次スーパーロボット大戦 スーパーガンダム(ティターンズ仕様)

   新規に右半身を作成したり設定通りに胸と腰を塗り分けたりして、ティターンズ仕様のスーパーガンダムを作ってみました。ちなみに同じ要領でエウーゴ仕様のスーパーガンダムのグラフィックも作り直しています。ロングライフルのアニメーションをまだ実装していないのでロングライフルを使用しようとするとこんな感じで新たに設定した普通のビームライフルが表示されてしまいますが、バズーカを構えたりシールドを表示させたりする事は出来るようになりましたのでまあまあ満足しています。数日中にはロングライフルの戦闘アニメーションもお見せできると思います。

第4次スーパーロボット大戦 スーパー系主人公の乗り換え設定について

 ここ数日で急に忙しくなりアイデアばかりが先行して実現性に関しては何とも言えないのですが、主人公やサブ主人公をスーパー系にした場合のみマジンガー系や戦闘機系にできないかと思案しています。マジンガー系にできれば通常の戦い以外にもスペイザーでの補助要員として活躍したりできますし、戦闘機系にするのであればガルガンチュワなど各スーパーロボット作品のサブメカをこのカテゴリーに増やしてみるのも面白そうです。もっとも、モビルスーツ系のパイロットとして使いたいという方が大半だと思いますので導入するかどうかは分かりません。

第4次スーパーロボット大戦 スーパーガンダムのロングライフルについて

 ティターンズ仕様のスーパーガンダムを追加するにあたって、ついでに元々のスーパーガンダムの武器アニメーションを変更する事を検討しています。スーパーガンダムの状態ではデフォルトでロングライフルを構えている関係でビームライフルやバズーカが全く表示されないのも少々寂しいので、スーパーロボット大戦αのようにロングライフルを構えていない状態のグラフィックに変更してビームライフルやバズーカを表示できるように変更し、ロングライフルを打つ時だけグラフィックを差し替えるようにする事を考えているのですがいかがでしょうか?

キャプテン翼4 BGMデータの比較について

 ウィンキーソフトの各作品のBGMデータがほぼ互換性がある事が分かったので、ついでと言っては何ですがテクモの各作品のBGMデータに互換性がありそうかどうか調べてみました。結論から言うと、少なくともキャプテン翼3〜5のサウンドドライバとBGMデータの作りはほぼ同一で、恐らくシリーズ間でBGMを相互移植するのは極めて容易かと思われます。サンプリングデータの比較はまだ実施していませんが、もしもこちらも同じであれば4や5で3の「統一ドイツのテーマ」を使用したり、逆に3や4に5の「全日本のテーマ」を使用する事もできそうです。シリーズでは特に4がBGM周りの弱さを指摘されていますので、3や5のデータと比較してテンポやエコーの変更、サンプリングデータの強化が可能かどうかだけでも調査したいところです。

第4次スーパーロボット大戦 ガンキャノン重装型

 ガンダム・ティターンズ仕様に続いて、今回はガンキャノン重装型を追加しました。原作ではジャブローの囮部隊が運用してネモに飛び蹴りを喰らわせるという活躍を見せていましたので、一世代前の機体とはいえ性能的にはそんなに悪い機体ではないのだと思います。配色も何となくティターンズっぽいので、攻撃力を強化して遠距離狙撃型の機体として登場させればそれなりに手強い敵ユニットとして使い道があるかもしれません。  次回はティターンズ仕様のガンダムMk-Ⅱを追加しようと考えていますが、一緒に「ギレンの野望」で登場したティターンズ仕様のスーパーガンダムも追加したいところです。撃墜すると分離してMk-Ⅱになる仕様にすればなかなか厄介な敵(自軍側で言えばリ・ガズィ的な立ち位置)にできそうですので、こちらも一考してみるつもりです。

第4次スーパーロボット大戦 ガンダム(ティターンズ仕様)

 本来の第4次スーパーロボット大戦ではティターンズはDCから連邦軍への再就職先組織という設定もあって普通に旧ジオン系やネオ・ジオン系のMSを主力機として使っているのですが、多少は連邦系の機体も運用している方がいいような気がしたので、今回は「ギレンの野望」からG-TITANSこと「ガンダム・ティターンズ仕様」を参戦させてみました。 一応シールド防御にも対応させています。  武器を持たせるとこんな感じです。既にF91が登場している作品に今さら初代ガンダムというのもちょっと拍子抜けなのですが、中身は最新型という事でそこそこ強力な機体にしようかなと思っています。他にもティターンズ仕様のMk-Ⅱやガンキャノン重装型など、なるべくグラフィックを使い回してお手軽に登場させる事ができる機体を中心に追加していく予定です(新規にドット絵を作成するのは結構労力が要るのです)が、量産型F91や量産型グレート、量産型ゲッターなどをティターンズの機体として登場させてみるのも面白いかもしれませんね。

ウィンキーソフト製SFCソフトのBGMデータについて

 暇つぶしに何となく手持ちのウィンキーソフト製SFCソフトからいくつかのBGMデータをSPC化して眺めていたのですが、大半のソフトがほぼ同じサウンドドライバ形式を採用しているという事が理解できてきました。ざっと見た限りでは少なくともマクロスやジョジョのサウンドドライバはスーパーロボット大戦シリーズとほぼ同じなので、若干の手直しをすればコンバートは可能です。  また、恐らく同じような感じでゴーストチェイサー電精やヴィルガストのBGMもコンバートできると思うのですが、こちらはまだ調査をしておりません(ソフトは所持しているので気が向いたら調べてみます)。しかしコンバートしたところでイベント用に使おうにもBGMが64曲までしか設定できないの数量制限が厳しいのが問題ですね。マクロスのBGMあたりは結構面白い使い方ができると思うのですが…。

ドラゴンクエストⅠ・Ⅱの解析予定

 第4次スーパーロボット大戦の解析は一定の成果が出ましたので、ちょっと寄り道して今度は少しだけSFC  版 ドラゴンクエストⅠ・Ⅱの解析や改変をしてみたいと考えています。  ドラゴンクエストⅠ・Ⅱに関しては、RAMの特定箇所(7E0070)にてⅠかⅡか判定する処理を多用しているところまでは調べてありますので、これを利用してⅡ側でもⅠに登場したアイテムを使用できるようにしたり、ほぼ同じ性能なのに存在がダブっているアイテム(鋼の剣やロトの剣など)を利用して別アイテムに変更できるようにしたいところです。あとは定番ですが敵の強化(FC版より少し強い程度?)やフィールド歩行速度の変更などでしょうか。まあ息抜き程度の解析なので、そんなに長く時間は掛けないと思います。

第4次スーパーロボット大戦 命中回避地形適応参照パッチを公開しました

 お待たせしました。表題の通り、命中率と回避率に地形適応補正を追加適用するパッチを公開しました。効果としては読んで字の如くといった感じで、「MX」以降のような「命中率と回避率に地形適応補正が加味されるようになる」というものです。  上の写真は地上でバドの攻撃を受けるゲッター1ですが、これが空中で攻撃を受ける場合は以下の写真のようになります。  ご覧のように、得意な地形なので回避率が上昇しています。なお、ゼロ距離属性武器は命中率のみ相手の地形を参照します。もちろん敵にも同じ計算が適用されるので、逆に従来よりも敵の命中率が上昇している場合(「一般兵の乗るオーラバトラーがオーラソードで地上に攻撃する際」など)もあります。

第4次スーパーロボット大戦 地形適応による命中・回避補正の適用組み込みについて

 新しいシステムの組み込みに必要な新規サブルーチンを作成する際はなるべく短い形式にして作成したいのですが、まだまだ未熟なせいかなかなかうまくいかないのが現状です。テストプレイで発見した不具合を修正してとりあえずこれで問題ないと思うのですが、思わぬ武器がゼロ距離属性に設定されたりしているのが原因で計算が合っていなかったして、それに気付かず不具合だと思ってサブルーチンの記述方式を変更して後から結局差し戻したりと、無駄に時間を使っている気がしなくもありません…。  いっそのことゼロ距離武器で命中や回避の地形補正参照する処理を削ってしまうのも一つの手かもしれませんが、せっかく苦労して組み込んだので削除するのももったいないような気がしてなりません。  ちなみにこのシステムは第4次以降の地形適応計算方式にすると命中と回避にかかる影響が露骨に大きくなってしまうのが問題なので、むしろこちらにこそ細分化処理を組み込んだ方がいいのかもしれません。まあ、細分化システムも攻撃力や装甲が高くなってくるとその影響が大きくなっていって総合Aのユニットが大きく割を食っていくので、補正値の影響度を変更するのも考慮するのも悪くはないかな、と思ってみたりはします。

第4次スーパーロボット大戦 地形適応細分化パッチを公開しました

 表題の通り、地形適応細分化パッチを公開しました。パッチを適用すると、地形適応の計算方法がSFC版第3次準拠の方式に変更され、総合値が7や5や3や1といった奇数の値になるユニットにも相応の補正が与えられるようになります。上下の写真を比較するとお分かりになるかと思います。上の写真は総合値8(=A、補正値120%)のマジンガーZが総合値7(=B、補正値100%)に攻撃を加えた際のダメージですが、パッチ適用後は以下のようになります。  ご覧のように、総合値7の場合は地形適応表示上はBのままですが内部処理的には「B+(補正値110%)」として計算され、装甲値が200×1.1倍の220として算出されているので最終的にダメージが20減少しています。もちろんガラダK7が反撃する際においても100%ではなく110%の補正値が適用されるため、補正値8以外のユニットが攻撃で与えるダメージは逆に上昇する計算になります。当然、バリア貫通などのダメージ計算の際にもこの補正値は適用されますので、総合判定Bで割を食って文字通りのザコだった一般兵が乗るオーラバトラーは今までよりもオーラバリアがやや頑丈になり、オーラソードの攻撃力も上昇する格好になります。ご注意を。

第4次スーパーロボット大戦 地形適応細分化について

 地形適応の算出ルーチンが想定よりも簡単な作りだったので、細分化自体は成功しました。予想通りではあるのですが、劇的な効果がない…というよりも「総合判定A(8)のユニットが与えられるダメージが減り受けるダメージが増える」という、総合Aにとってはあまりありがたくない結果になってしまいました。逆に言えば、それだけ総合値が7(仮にB+とでも呼びましょうか)以下のユニットが恩恵を受けるとも言えるのですが…。  あとはバグや不具合のチェックを行うだけですが、画面表示上では総合判定を従来と同じ表示のままで処理する予定(固有句のオフセットに手を加えたり表示をSFC版第3次のような2桁表示にするとステータス画面の定義に手を加える必要があるのでパッチ化しづらいため)です。

第4次スーパーロボット大戦 地形適応の細分化計画

   命中率とと回避率を地形適応に紐付けする作業は完了しましたが、サブルーチンをスリムにするつもりが逆に倍以上の大きさに膨れ上がってしまいました。理由は簡単で、ビームサーベルや格闘など相手に接近して直接攻撃する「ゼロ距離武器」の命中率を相手の地形依存にする処理を組み込んだためです。これがいいのか悪いのか今一つ判断に困るところですが、せっかく作ったのでうまく活用したいところです。  さて、せっかく地形適応に関して手を加えたついでなので、今度は地形適応の計算を細分化しようと考えています。端的に言えば傑作と名高いSFC版の「第3次スーパーロボット大戦」と同じ地形適応処理に変更する計画です。SFC版第3次ではパイロット、機体それぞれに7~0の地形適応が設定されていてこの合算値(14~0)が攻撃力や防御力に影響を与えていたのですが、EXではそもそも武器以外の地形適応は廃止され、そして第4次以降では地形適応が復活し現在まで続く(変な)計算方式に変更されました。正直なところSFC版第3次方式の方が乗り換え可能パイロットとユニットの組み合わせに面白味があったと思っています(何で変更してしまったんですかねぇ…)ので、今回はこれを再現してみようと考えた次第です。  とりあえず計画としてはA=4、B=3、C=2、D=1、-=0という数値はそのままに、この組み合わせでA+A=8を120、7を110、6を100…、といった具合に10刻み程度の補正値を設定する予定です。なお補正値は加算方式にする予定(パーセンテージにあらず)で、余裕があればサイズ補正もパーセンテージ形式から加算補正方式に変更を考えています。個人的な見解ですが、補正値がパーセンテージ処理の場合、対象になる数値が大きくなると影響が強くなりすぎてしまうのであまり好きではないんですよね。これは武器の攻撃力や装甲値などにも言える事ですが…。

第4次スーパーロボット大戦 地形適応ランクによる命中補正と回避補正の組み込みテスト

 以前から実装しようと思っていた「地形適応効果を命中率と回避率に反映するシステム」ですが、ようやくその仕様がまとまったので試しに組み込んでみました。上の写真は組み込み前で、下の写真が組み込み後です。  組み込み後はアムの命中率が上昇し、逆にDC兵の命中率が減少しているのが確認できます。例えば「0083」の宇宙に出た直後のGP01を原作再現しようと考えた場合、本来は地形適応で攻撃力や装甲が変化するのはちょっとおかしいかなと思ったのがきっかけです(攻撃力だけは上昇してもいい気はします)が、さすがにこれだけ変化すると戦闘結果や難易度に与える影響が大きすぎるような気がしなくもありませんね。サイズが大きいのがやや問題ですが、ご要望があればパッチ化して配布する事を考えております。

第4次スーパーロボット大戦 「終わりなき戦い」を実装してみました

 以前から挑戦する予定のまま先延ばしになっていた「終わりなき戦い」ですが、時間が取れたので試しに実装してみました。一応このままでも戦闘BGMとして使用できるのですが、例によってアカシックバスターやサン・アタック、ファンネルや超電磁スピンなどのSEが入るとフリーズします。MAPやイベント用BGMとしてであればこのままでも問題ないのですが、戦闘BGMとして使用するには計算上5枠はサンプリングデータ枠を削らねばならず、音質の劣化は避けられない状況です。しかしひょっとするとBGM継続パッチの修正と同じ方法でサンプリングデータ枠を削る数を軽減できるかもしれませんので、日を改めて研究してみたいところです。  それはさておき、そろそろレナスの解析を再開したいですね。装備品の補正数値や傭兵の設定を変更できるBNE2用設定ファイルを作る事ができれば、まだまだ楽しめる作品だと思うのですが…。

第2次スーパーロボット大戦G グラフィックオフセット分割を一旦凍結します

 色々と試してみたのですが残念ながら現在の私の知識では完全にオフセットを分割できないので、悔しいですが一旦グラフィックオフセットの増設は諦めて別の方面の解析に移ります。  第2次Gのグラフィック処理は基本的に攻撃アニメの際は機体グラフィックをBGレイヤーに、武器アニメーションをスプライトレイヤーに書き込む処理をしているのですが、パラメーター画面では逆にスプライトレイヤーに機体グラフィックを書き込む処理を行います。これだけであればそれぞれの処理に合わせて読み込むオフセットを分割できるのですが、問題は戦闘中にBGレイヤーとスプライトレイヤーの両方にリアルタイムで機体グラフィックを表示して入れ替える処理をするアニメがあるという事です。  例えば上の写真ではビームサーベルのエフェクトはスプライトレイヤーに、機体グラフィックはBGレイヤーに書き込まれています(シャッコーと背景のグラフィックがグチャグチャなのはオフセット切り替えが働いているためです)が、この後に避けるなりダメージを受けるなりして後退するVガンダムのグラフィックが問題で、それが下の写真です。  後退モーションから元の位置に戻る際に「元の位置に移動するVガンダム」のグラフィックが一旦スプライトレイヤーに描写されるため、今度は後攻側のオフセットを読み込む際には逆に武器アニメ(この場合はビームライフル)の書き込まれるスプライトレイヤーが新規オフセット適用の対象になってしまいます。そのためシャッコーのアニメとは逆の現象が発生するというわけです。    これがBGとスプライトの切り替えのないアニメ同士であればそれぞれに分割したオフセットの内容がきちんと反映されるのですが、現状では途中でレイヤー間のアニメ描写切り替えが発生するものに対して専用処理を用いてオフセットを分割適用する手段が思いつきません。少し冷静に考えをまとめつつ、いつか必ず再チャレンジしたいところです。

第4次スーパーロボット大戦 MAP上の変形・合体・分離ユニットのコマンド制限について

 突然ですが、友人から「変形や合体するユニットに関する質問と解析の依頼が来ているので代わりに解析して解説記事を書いて欲しい」という話がありましたので、今回はその内容を取り上げてみます。  まずは変形ユニットから。友人の資料の記述方式に従って解説します。MAP上でユニットの変形設定を制御しているのは以下のサブルーチン(A057~A099)です。 00A057 BD 65 18          LDA $1865,X ユニットID取得 00A05A 29 FF 01          AND #$01FF 絞り込み:最大値を01FFとする 00A05D 64 2A STZ $2A M=7E002Aをゼロにする 00A05F 85 2C STA $2C AをM=7E002Cに書き込み 00A061 85 2E STA $2E AをM=7E002Eに書き込み 00A063 A0 07 00           LDY #$0007 ユニット定義の7番目(=変形設定)を取得 00A066 22 72 B3 80 JSL $80B372 $00B372 サブルーチン00B372を呼び出し 00A06A E2 20 SEP #$20           8bit化 00A06C 29 7F AND #$7F 絞り込み:最大値を7Fとする 00A06E F0 26 BEQ $26 $00A096 YESならばジャンプ 00A070 C9 08 CMP #$08 変形パターンチェック:08? 00A072 F0 26 BEQ $26 $00A09A YESならばジャンプ 00A074 C9 09 CMP #$09 変形パターンチェック:09? 00A076 F0 28 BEQ $28 $00A0A0 YESならばジャンプ 00A078 C9 28 CMP #$28 変形パターンチェック:28? 00A07A F0 1E BEQ $1E $00A09A YESならばジャンプ 00A07C C9 29 CMP #$29 変形パター

第4次スーパーロボット大戦 BGM継続パッチの爆発音再生不具合の修正方法

 どうもご無沙汰しております。最近は本業が忙しくて全然解析関連の活動ができていないのですが、プレイそのものに支障がないとはいえBGM継続パッチのアカシックバスター問題が解決できていないのが気になって原因を探ってみました。  結論から申し上げますと、アカシックバスターによる爆発音再生の不具合は解決できます。アカシックバスターというよりも再生されるSE(効果音)のオペコードの中に爆発音を再生させる「11 0B」が含まれている(例えば効果音6Fを含む、サンアタックやカーズ、アカシックバスターなどの武器)とBGMが変更されるまでこのコードが常駐扱いになってしまうらしく、戦闘BGMに含まれている「11 0B」による爆発音の後にもう一度爆発音が再生されてしまうのが原因なのです。  つまり戦闘中に使われるBGMかSEの一方から全ての「11 0B」を削除し、もう一方には必ず「11 0B」を記述するように統一すればこの問題は発生しない事になりますが、BGMから「11 0B」を削除すると戦闘中に使用する全てのSEに「11 0B」を追加する必要があるので現実的ではありません(というかクソ面倒臭くてそんな事やってられません)。今のところどうして特定のSEにのみ「11 0B」が追加されているのか分かりません(MAP上の演出やイベントで鳴らすSEの都合?)が、とりあえずこれを削除するかSE定義のオフセットを「11 0B」を回避する形で設定すれば爆発音がオーバーフローせずにきちんと再生されるようになります。  まあ全く問題がないわけではなく、今後の課題はイベントや精神コマンド、MAP兵器を使用するなどの際にSE再生の不具合が起きないか心配という事でしょうか。この辺は組み合わせが膨大なので実際にプレイして確かめてみるしかありません。ただ、爆発音がおかしくなっても前述の通りプレイそのものには全く支障がないと思いますので、どうしてもそれが気になるという人以外は特にどうこう手を加えなくてもいいような問題でしょうね。

第2次スーパーロボット大戦G フラグによるグラフィックオフセットの分岐について

 相変わらずですが、色々と解析を進めグラフィックのオフセットを分岐させてみようと試みています。フラグの立て方とチェック方法を変更した結果、一応想定通りに分離はできましたが、何故か攻撃側と反撃側で格闘と射撃の攻撃アニメが混合するとフラグが正常に成立しなくなってしまいます。どうしてこうなるのかよく分かりませんが、何とか解決させたいものです。

第2次スーパーロボット大戦G グラフィックのオフセット読み込み処理変更に関して

 ここ数日あまり時間が取れず苦戦していますが、戦闘シーンでの機体と武器のグラフィックのオフセット切り替えに関しては部分的に成功しています。問題は先攻側のアニメでしか切り離せないという事で、後攻側の機体グラフィックやエフェクトは元のオフセットを参照してしまうという部分です。基本的な処理内容は、武器のデータを参照する際にフラグを立ててチェックするというものなのですが、なぜか後攻側になるとこのフラグが無効になってしまうのが困りものです。

第2次スーパーロボット大戦G グラフィック参照オフセット分離の進捗状況

 新たに作成したサブルーチンを導入してみたところ、システム関係のグラフィックに使われているオフセットテーブルの分離は成功しました。これで機体グラフィックに使えるオフセットの数が多少は増やせましたが、やはり機体と武器のオフセットテーブルも分離しておきたいところです。ROMイメージの拡張に伴いROMのマッピング形式を変更しており、これを利用して理論上はバンク03までのサブルーチンを呼び出せるはずなので、もう少し頑張っていきたいところです。

第2次スーパーロボット大戦G 続々・機体グラフィックと武器アニメグラフィックの切り離しについて

 機体のグラフィックを参照するオフセットテーブルと武器アニメのグラフィックを参照するオフセットテーブルでの切り離し作業ですが、何となく方法が分かってきました。  グラフィックの読み込みは7C000のオフセットテーブルを参照して「システム関連→機体→武器」の順番で読み込んだり描き込んでいる様子なので、これを「7C000を参照してシステム関連のデータを書き込み→拡張領域に書き込んだ機体グラフィック用オフセットテーブルを参照して機体グラフィックを書き込み→7C000を参照して武器グラフィックを書き込み」という内容に変更すればいいわけです。このための新たなコードを書き込む領域は何とか大丈夫だと思うのですが、うまくコードを記述できるかどうかというとあまり自信がありません。時間はかかるかもしれませんが、気長に取り組んでいこうと考えています。

第2次スーパーロボット大戦G ドーベンウルフの武器設定ミスを発見?

 普通にプレイしている分には何の問題もないのですが、ドーベンウルフ(没データのラカン専用機を含む)は武器を3つしか所持していないのですが、武器の割り当ての数値を見るとメガランチャーが1番目、大型ミサイルが2番目、そしてインコムが何故か4番目に設定されています。単純に考えると入力ミスだと思うのですが、もしかするとデータの容量の関係で3番目に設定していた武器(ビームサーベル?)を削除した痕跡なのかもしれませんね。

第2次スーパーロボット大戦G 続・機体グラフィックと武器アニメグラフィックの切り離しについて

 武器アニメの表示設定データの場所が判明したので解析を進めてみましたが、機体のグラフィックデータと武器のグラフィックデータのオフセットテーブルは兼用である事が判明しました。正直なところこのままでは機体と武器アニメのグラフィックオフセットテーブルをそれぞれ独立させるのは難しく、実現するにはプログラムを書き換えて対応するしかないのですが、実際にはプログラムの書き込みバンクにほぼ空き容量がないために実現はかなり難しそうです。  SFCであればROM拡張でできた空き領域に書き込んだプログラムにジャンプさせる事で対応可能なのですが、ゲームボーイは同一バンク内でしかジャンプができないのが痛いですね。何かいい対応策を思いつくまではしばらくシナリオデータの解析を優先する方向で進めていこうと考えています。

第2次スーパーロボット大戦G 機体グラフィックと武器アニメグラフィックの切り離しについて

 機体グラフィックのオフセットテーブルと武器アニメグラフィックのオフセットテーブルの位置が重複しているため双方のグラフィック書き込み領域が狭くなっているのはご承知かと思いますが、これをそれぞれ独立したオフセットテーブルにする作業ができないものかと色々試していますが、現状ではなかかなうまくいきません。グラフィックデータのオフセットテーブルを読み込むプログラムが一ケ所しかなく、これを変更すると機体と武器のグラフィック両方のオフセットを動かさなくてはならないからです。  武器アニメのデータを見る限り機体グラフィックデータのオフセットと連番になっているわけではない様子なので分離は可能だと思うのですが、仮に分離できないとなると機体のグラフィックを大量に増やすという事は難しくなりそうですね。

第2次スーパーロボット大戦G シナリオデモのイベントコード

ようやくシナリオデモ(マップ開始前・終了後の会話画面)のイベントコードがほぼ解明できました。シナリオ変更の一助になれば幸いです。 次はマップそのもので展開されるイベントコードの解明ですが、こちらはしばらく時間がかかりそうです。気長にお待ち下さい。 0x0003 ウェイト。 03 xx yy                     xx yyは待ち時間。 0x0004 指定アドレスにジャンプ。 04 xx yy                     xx yyはROM内のアドレス。 0x0049 BGMの変更。 49 xx                     xxはBGM番号。 0x0081 シナリオデモの終わり。 81 0x0084 パイロット 参入。 84 xx                     xxはパイロットID。 0x0085 機体 入手。 85 xx                     xxは機体ID。 0x0086 パイロット 離脱。 86 xx                     xxはパイロットID。 0x0087 機体 離脱。 87 xx                     xxは機体ID。 0x0088 強制乗り換え 88 xx yy                     xxはパイロットID、yyは機体ID。 0x0089 自軍にユニット(=機体に乗ったパイロット)が参入。 89 xx yy zz                     xxはパイロットID、yyはパイロットのレベル、zzは機体ID。 0x008A フラグONならば指定アドレスにジャンプ。                     F2 XX YY 8A xx yy                     xx yyはROM内のアドレス。「F2 XX YY」と組み合わせて使用。 0x008B フラグOFFならば指定アドレスにジャンプ。                     F2 XX YY 8B xx yy       9B 8B xx yy                     xx yyはROM内のアドレス。「F2 XX YY」と組み合わせて使用。