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7月, 2024の投稿を表示しています

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第4次スーパーロボット大戦 続・地形適応のCOMPACTシリーズへの仕様変更案

 なかなか時間が取れず作業が進んでいませんが、僅かに余暇ができましたので地形適応計算の仕様変更案を形にしてみました。上の写真を見て頂くとお分かりのように、DC兵士が乗るドムの地形適応が「陸A」となっています。本来であれば下の写真のように「陸B」となるのですが、計算方法を変更した結果このような表示になりました。 ドムの機体としての地形適応 は次の写真のように「空-、陸A、海D、宇宙A」となっていますが、 仕様変更前は以下の写真のようにDC兵士の地形適応「空B、陸B、海B、宇宙B」のパラメーターに引っ張られる形で「空D、r陸B、海C、宇宙B」という結果になります。 これを仕様変更後はパイロットの地形適応を計算に入れないようにしています。それに伴い、現状では以下の写真のようにパイロットの地形適応表示を強制的に「-」で固定値にする(パイロットの地形適応は生きていますが、計算に使用しないので表示上は「-」とする)処理を追加して組み込んでいます。 これにより、見た目は単純に「機体の地形適応値=総合地形適応値」という処理(内部処理的には機体の地形適応値を再度加算)になっており、攻撃力や防御力の実効計算値も機体の地形適応値をそのまま使用したものになっています。この後はパイロットのパラメーター側のウィンドウのレイアウトを変更して撃墜数(これは単純に数値で表示できるように変更します。)と次のレベルまでの経験値を下側に表示、撃墜数と地形適応の表示欄を特殊技能のウィンドウとして拡張表示しスキルを6個まで表示できるようにできないか挑戦してみる予定です。

第4次スーパーロボット大戦 大雪山おろし(修正版)

 今回の動画は、前回のゲッター3の「大雪山おろし」を若干修正すると共に、回避や分身された場合のモーションです。あまり変わり映えはしませんが、エフェクトを多少追加しています。また本来の大雪山おろしとの比較をしていますが、やはり本来の大雪山おろしの方がスピーディーでいいような気がします。派手にすればいいというものではないようですね。この辺りの加減とスピード感のバランスをうまく調整したいものです。

第4次スーパーロボット大戦 ゲッター3の武器アニメーション変更

 お待たせしました、ようやくゲッター3の武器アニメーション制作が完了しました。簡単に変更できると思っていたミサイル系のアニメーションですが、これに意外なほど手間ががかり異常な時間と労力を費やす羽目になってしまいました。また、大雪山おろしも思ったほど滑らかにアニメーションさせる事ができず少々消化不足の感が否めません。基本的にはスーパーロボット系の機体からアニメーションを追加していきたいところですが、次回は息抜きも兼ねてもう少し簡単に完成させる事ができそうなものを選ぶつもりです。

ツール紹介 Advanced SNES ROM Utility

 今回は「Advanced SNES ROM Utility」というスーパーファミコン用のROMイメージ編集ツールをご紹介致します。内容的にはROM CheckerとLunar Expandを統合したようなツールで、ROMのタイプ(HiROM/LoROM)のチェックとROMイメージのサイズを変更できるのですが、その他にも色々と面白い機能が実装されています。以下がその一例です。 チェックサムの修正 ヘッダの追加と削除 ROMサイズの変更 ROM情報(タイトル、リージョン、バージョン、特殊チップの有無など)の編集 パッチの適用 ROMイメージのHiROM/LoROM相互変換  特に嬉しいのは「ROMイメージのHiROM/LoROM相互変換」の機能です。キャプテン翼4や5のROMイメージのHiROM化( https://www.retrogamelaboratory.com/2024/06/loromhirom.html )の際に触れたように、私は今までLoROMのROMイメージをHiROMに変換する場合は各バンクの間にいちいち8000h分の空データ(00)を追加していたのですが、このツールを使用すれば自動的に各バンクの間に8000h分の空データ(FF)を追加してくれます。こんな便利なツールがあるのであればもっと早く知りたかったですね…。ともあれ、これによりLoROMのバンクサイズの関係でデータを追加しにくかった作品も大幅に手を加えやすくなるのではないでしょうか。ツールに関する詳細は以下のURLをご参照下さい。 https://www.romhacking.net/utilities/1638/

第4次スーパーロボット大戦 コマ送りモードについて

 あまり知られていないようですが、SFC版の第4次スーパーロボット大戦にはデバッグ機能の一環として「コマ送りモード」というものがが実装されています。これはスタートボタンを押している間はポーズがかかる(BGMやSEは通常通りのスピードで再生されます)ようになり、スタートボタンを押したままセレクトボタンを押すと1回押す毎に1フレームずつコマ送りができるようになるという機能です。恐らく本来は雑誌での画面写真撮影に役立てて貰おうと作られた機能ではないかと推察されますが、私達が使用する分には戦闘アニメーションの動作確認やお気に入りのシーンのスクリーンショットを保存する際に役立ちます。  さて、その発動条件ですが、通常は00になっているRAMの7E1059の数値を80に変更するだけです。いわゆるチートコードで7E1059を80に固定してもいいですし、タイトル画面やロード画面からのセーブデータ呼び出し時に7E1059を80にする命令を加えてもいいのですが、オプションコマンドや任意のボタンでこのモードを呼び出せるようにするのも面白いのではないでしょうか。  ところで話は変わりますが、ようやくゲッター3の武器アニメーションを作るモチベーションが復活してきましたので、近々戦闘アニメーションの作成を再開する予定です。とはいえゲッター3の場合はゲッターミサイルの発射差分や大雪山おろしの投げ飛ばしポーズくらいしかすべき事がないのですが、ミサイルの色を原作準拠のものに修正する(本来は灰色のキャップに黄色の胴体ですが、ゲッターポセイドンのストロングミサイルと兼用のためか全体が橙色になっている)といった事柄も同時に行うようにしていこうと思っています。

第4次スーパーロボット大戦 新規武器アニメーション「速射砲」の作成と武器の総数の拡張について

 今回は没グラフィックとしてソフト内に収録されているガーベラ・テトラ用のビームマシンガンを実際に使用できるように設定すると共に、汎用武器アニメーションとして新たに速射砲系のエフェクトを作成してみました。個人的にバルカン系の武器アニメーションはSEや弾の大きさが今一つ迫力不足に感じていたので、サッシュのアニメーションを参考にモビルアーマーや大型兵器の機関砲や速射砲に使用できそうなものを目指して作成しています。欲を言えばSEはSFC版第3次のビームマシンガンのような重低音にしたいところですが、生憎と第4次ではそれに該当するSEがないためサッシュやオーラショットアームのSEを使用しています。  さて、こうして色々な武器を作成していくとさすがに武器の総数限界である1,024個が目前になってきました。ざっとデータの仕様を見る限りでは武器の総数自体はそう難しくなく増やす事が可能そうなのですが、とりあえず現状を鑑みるに本来の倍の2,048個まで増やすのが妥当なところでしょうか。たまにROMイメージの4M拡張化に関する質問や武器や機体の総数を増やす事が可能かどうかというお話を伺っていますので、この辺りでROMイメージの4M化パッチや武器総数の機体総数を拡張するパッチ等の作成を考えてみるのも一つの手ではないかと思っています。

第4次スーパーロボット大戦 アモンデュール・スタック(ランドブースター形態)

 時間ができたので、今回はアモンデュール・スタックのランドブースター形態を作ってみました。色数の関係でブルーとグレーの一部を共用している関係で青色が全体的に薄めになってしまっているのが難点だと思いますが、そこそこ感じは出ているのではないでしょうか。敵として登場させるのであれば高い移動力を活かしてハンドランチャーやSマインで移動後射撃攻撃をしてくる嫌らしい相手にできると思いますが、原作で全くと言っていい程活躍していない機体だけに、これを活躍させるのは何だかちょっと違う気がしなくもありませんね。

第4次スーパーロボット大戦 換装システムに関するアイデア

 以前から何度か触れている「換装」システムの実装ですが、機体の特性に合わせていくつかのパターンを考えています。  まず「変形」の改変による換装。これは出撃準備画面の「合体・分離・変形」画面で任意の形態に「換装」するというものです。このコマンドで換装した機体は次のマップをその形態で戦う事になり、シナリオクリア後もその形態が維持されたままになります。あくまで「変形」の延長線上なので実装は簡単ですが、機体のIDを予め連番にしておかないといけないのが難点です。  第2のパターンは「強化パーツ」による「換装」。主にフルアーマー系の機体でこのシステムの導入を予定しており、例を挙げると強化パーツの「チョバムアーマー」を装着したアレックスは「フルアーマーアレックス」になるといった感じです。システム的には比較的簡単に実装できるのですが問題がないわけではなく、撃墜された際にリ・ガズィのBWSや後発作品のフルアーマー系の機体のように外装を捨てて元の機体に戻すという処理はやや困難になります。そもそも本来はアーマーだけが破壊された際に中身が完全に無事であるよりもGBA版Aのシールドシステムのようにアーマーと本体のHPを分ける方が理に適っているような気がします。  第3のパターンは「改造ボーナス」による「換装」。例を挙げると第2次GのV2ガンダムや64のガンダムW勢のカスタム化のようなもので、機体の改造項目をある特定の段階(または既定の段階)まで改造すると別の形態に変更するというものです。直接SRAMの登録データを書き換えてしまうので厳密には「換装」ではなく「変化」や「進化」と言った方が正しいのかもしれません。艦これの「改」や「改2」などの艦娘バリエーションはこれで再現してみるのも面白そうですが、不可逆のためユニット特性が大きく変化するとプレイヤーが困る場合がある事に加え、このシステム専用プログラムを何もない状態から作らなければならないのが少々面倒です。  他にもいくつかの換装システムを考えてはいますが、元々第4次のシナリオ自体がそこまで長いわけではなく、これらのシステムを導入しても碌に活用できないうちにエンディングを迎えてしまう可能性が高そうですね。