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第4次スーパーロボット大戦 ゲッター3の武器アニメーション変更

 お待たせしました、ようやくゲッター3の武器アニメーション制作が完了しました。簡単に変更できると思っていたミサイル系のアニメーションですが、これに意外なほど手間ががかり異常な時間と労力を費やす羽目になってしまいました。また、大雪山おろしも思ったほど滑らかにアニメーションさせる事ができず少々消化不足の感が否めません。基本的にはスーパーロボット系の機体からアニメーションを追加していきたいところですが、次回は息抜きも兼ねてもう少し簡単に完成させる事ができそうなものを選ぶつもりです。
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ツール紹介 Advanced SNES ROM Utility

 今回は「Advanced SNES ROM Utility」というスーパーファミコン用のROMイメージ編集ツールをご紹介致します。内容的にはROM CheckerとLunar Expandを統合したようなツールで、ROMのタイプ(HiROM/LoROM)のチェックとROMイメージのサイズを変更できるのですが、その他にも色々と面白い機能が実装されています。以下がその一例です。 チェックサムの修正 ヘッダの追加と削除 ROMサイズの変更 ROM情報(タイトル、リージョン、バージョン、特殊チップの有無など)の編集 パッチの適用 ROMイメージのHiROM/LoROM相互変換  特に嬉しいのは「ROMイメージのHiROM/LoROM相互変換」の機能です。キャプテン翼4や5のROMイメージのHiROM化( https://www.retrogamelaboratory.com/2024/06/loromhirom.html )の際に触れたように、私は今までLoROMのROMイメージをHiROMに変換する場合は各バンクの間にいちいち8000h分の空データ(00)を追加していたのですが、このツールを使用すれば自動的に各バンクの間に8000h分の空データ(FF)を追加してくれます。こんな便利なツールがあるのであればもっと早く知りたかったですね…。ともあれ、これによりLoROMのバンクサイズの関係でデータを追加しにくかった作品も大幅に手を加えやすくなるのではないでしょうか。ツールに関する詳細は以下のURLをご参照下さい。 https://www.romhacking.net/utilities/1638/

第4次スーパーロボット大戦 コマ送りモードについて

 あまり知られていないようですが、SFC版の第4次スーパーロボット大戦にはデバッグ機能の一環として「コマ送りモード」というものがが実装されています。これはスタートボタンを押している間はポーズがかかる(BGMやSEは通常通りのスピードで再生されます)ようになり、スタートボタンを押したままセレクトボタンを押すと1回押す毎に1フレームずつコマ送りができるようになるという機能です。恐らく本来は雑誌での画面写真撮影に役立てて貰おうと作られた機能ではないかと推察されますが、私達が使用する分には戦闘アニメーションの動作確認やお気に入りのスクリーンショットを保存する際に役立ちます。  さて、その発動条件ですが、通常は00になっているRAMの7E1059の数値を80に変更するだけです。いわゆるチートコードで7E1059を80に固定してもいいですし、タイトル画面やロード画面からのセーブデータ呼び出し時に7E1059を80にする命令を加えてもいいのですが、オプションコマンドや任意のボタンでこのモードを呼び出せるようにするのも面白いのではないでしょうか。  ところで話は変わりますが、ようやくゲッター3の武器アニメーションを作るモチベーションが復活してきましたので、近々戦闘アニメーションの作成を再開する予定です。とはいえゲッター3の場合はゲッターミサイルの発射差分や大雪山おろしの投げ飛ばしポーズくらいしかすべき事がないのですが、ミサイルの色を原作準拠のものに修正する(本来は灰色のキャップに黄色の胴体ですが、ゲッターポセイドンのストロングミサイルと兼用のためか全体が橙色になっている)といった事柄も同時に行うようにしていこうと思っています。

第4次スーパーロボット大戦 新規武器アニメーション「速射砲」の作成と武器の総数の拡張について

 今回は没グラフィックとしてソフト内に収録されているガーベラ・テトラ用のビームマシンガンを実際に使用できるように設定すると共に、汎用武器アニメーションとして新たに速射砲系のエフェクトを作成してみました。個人的にバルカン系の武器アニメーションはSEや弾の大きさが今一つ迫力不足に感じていたので、サッシュのアニメーションを参考にモビルアーマーや大型兵器の機関砲や速射砲に使用できそうなものを目指して作成しています。欲を言えばSEはSFC版第3次のビームマシンガンのような重低音にしたいところですが、生憎と第4次ではそれに該当するSEがないためサッシュやオーラショットアームのSEを使用しています。  さて、こうして色々な武器を作成していくとさすがに武器の総数限界である1,024個が目前になってきました。ざっとデータの仕様を見る限りでは武器の総数自体はそう難しくなく増やす事が可能そうなのですが、とりあえず現状を鑑みるに本来の倍の2,048個まで増やすのが妥当なところでしょうか。たまにROMイメージの4M拡張化に関する質問や武器や機体の総数を増やす事が可能かどうかというお話を伺っていますので、この辺りでROMイメージの4M化パッチや武器総数の機体総数を拡張するパッチ等の作成を考えてみるのも一つの手ではないかと思っています。