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12月, 2021の投稿を表示しています

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第4次スーパーロボット大戦 戦闘アニメーション数拡張パッチの作成計画

 ご無沙汰しております。リアルの生活でかなり忙しい日々が続いており、なかなか各種コンテンツの更新ができず申し訳ございません。正直なところ新たなメンバーを迎えて様々なソフトの解析やパッチ作成などを充実させていきたいのですが、そういう訳にもいかないのが現状です。  さて、本題に入ります。第4次スーパーロボット大戦の戦闘アニメーションは本来512種類、予備のオフセット絶対値を使用すれば最大で1,024種類まで作成できるのですが、恐らくROM容量の関係で本来のオフセット領域にまで戦闘アニメーションのデータを書き込んでしまっています。このため、私は戦闘アニメーションのデータそのものを拡張したROMの空き領域に移して仕様変更しています。また、戦闘アニメーションで使用するSEに必要な波形データ設定のオフセットテーブルも拡張して512種類まで設定できるようにしていますが、これを1,024種類に拡張するにはプログラムそのものを書き換える必要があります。これを書き替えなかった場合、513番目の戦闘アニメーションには1番目の戦闘アニメーションの波形データが、514番目に戦闘アニメーションには2番目の戦闘アニメーションの波形データが…というように適用されていきます。それはそれで同じ内容の色やオブジェクト違いの戦闘アニメーションを量産する際に便利なので敢えて書き換えないという方法もありますが、それはさておきこれらの拡張データを設定できるようにしたパッチを作成しようと検討しています。しかし戦闘アニメーションの拡張や作製に関する関心や研究はSFC版スーパーロボット大戦のロムハック界隈ではほぼ皆無なので、そこまで熱が上がらないのも事実ではあります。実際問題として戦闘アニメーションのスクリプトやアニメパターンコードの調査をしているのは私の知り得る限りTileViewerの作者様、友人が三名、そして私の計5名しか心当たりがありません。これは武器数数拡張パッチがいまひとつだった事から、そもそも武器の種類やアニメーションの数はさほど重要ではないという事実の裏返しなのかもしれませんね。  とりあえず、私が使用しているROMと同じようにオフセット領域の拡張や各種スクリプトデータの移設と仕様変更、そして一部の武器アニメーション(ビームサーベルやビームライフル、ビーム砲など)の色違いアニメーションを組み込んだもの

第4次スーパーロボット大戦 パッチの8M拡張化と対応ROMバージョン変更検討について

 パッチ更新にあたりデータを整理しているのですが、 BGMの追加やグラフィックの追加、様々な追加プログラムと今後追加予定の要素に使う領域の関係でそろそろ4Mでは辛くなってきたので、ROMイメージを8Mに拡張する事を検討しています。  基本的には拡張した領域に追加BGMや追加BGMのデータを置く予定ですが、どうやら拡張領域に置いたデータを読み込むためにタイムラグが発生するらしく、試しに置いてみたBGMデータの再生が若干遅くなったような気がします。他の作品からのBGM追加に関しては権利的な問題も多いので、あくまで個人の範囲で移植して楽しむために該当BGMデータの移植手順のみ付けて対応する事も検討しています。  また、パッチが対応するROMイメージに関しても現在のバグ修正版から初期版に変更する事を検討しています。これは「正規の方法で中古のソフトを何本か購入したもののバグ修正版が入手できない」というご意見に考慮したもので、作成した追加プログラムの大半を書き直す必要がありますが肝心の元になるソフトが入手難ではパッチを更新する意味がなくなってしまいますので、時間はかかりますがこれを機会に対応ROMを変更する予定です。

第4次スーパーロボット大戦 「ダークプリズン」の実装に成功しました

  以前はループの度に曲の再生速度が落ちていく不具合のためうまくコンバートできなかった「ダークプリズン」ですが、今回はデータ長を変更してループ後に再生速度を調整するオペコードを追加する事で再現に成功しました。これでシュウとの対決に念願の専用BGMが使えるという事になりますので、少しモチベーションがアップしています。次回があれば「終わりなき戦い」に挑戦したいところです。

第4次スーパーロボット大戦 「フラッパーガール」の実装に成功しました

以前はループの度に曲の再生がおかしくなってうまくコンバートできなかった「フラッパーガール」ですが、新たに判明したオペコードを踏まえ今回は再現に成功しました。要するに、前回まで一部のオペコードの解釈を間違えていたという事ですね。お恥ずかしい限りです。 使用サンプリングデータ数を11個から8個に減らしたので若干再現率は落ちますが、減らしておかないとSEが正しく再生されなかったり一部の武器を使う際にフリーズしてしまうのでやむを得ないところですね。 今回の調査で判明したオペコードのおかげで他の魔装機神やバトルロボット烈伝の一部のBGMのコンバートも可能かと思いますので、コンバートが成功したBGMについては随時ご報告致します。

第4次スーパーロボット大戦 コープランダー隊について

 バグ修正とシナリオ更新のついでにRAMに登録できるパイロットやユニットを変更しようと試みているのですが、どうも上手くいきません。原因は明白で、機体やパイロットの最大登録数である64=3FまでがMAP上に展開した全ての機体やパイロットを管理する際の連番になっていて、プログラム上でNPCや敵であるかを判定する際には40やC0などの番号を使っているからです。つまり、一度にMAP上に展開できるパイロットや機体の数そのものの上限も64体で、ここを変更した上で所属部隊などを判定するプログラムも書き換える必要があるという事です。なお、MAP開始や出撃メンバー選出の際に一旦敵味方を含めたそのMAP全てのパイロットと機体のデータを展開(というかリザーブ)してしまう仕組みなので、出撃メンバー選出後にそのメンバーだけのデータをRAM上に展開する仕組みのタクティクスオウガのように簡単に登録できる数を増やせるわけではありません。これはかなり骨が折れそうです。  それはさておき、コープランダー隊の扱いについて色々と考えています。神宮寺、麗、マリの三人の中から一人をメインパイロットとして選抜するイベントは残すつもりなのですが、本来ブルーガーは二人乗りなのでそこを考慮するとメインパイロットを選ぶ際に誰がサブパイロットになるのか選べると有意義な気がします。もちろんプログラム的にそうする事は可能なのですが、面倒な作業になる事は避けられません。これを実行する意味があるのか否か、じっくりと考えてみるつもりです。