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2月, 2021の投稿を表示しています

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キャプテン翼4 閑話休題~オルミーガのモチーフとなった人物について~

 キャプテン翼4の名物選手と言えばこの人、と言っても過言ではないペルー代表のFW・オルミーガですが、実はそのモチーフとなった実在の選手が存在する事はあまり知られていないように思います。その人はアントニオ・アルサメンディ・カサス(通常はアントニオ・アルサメンディと呼ばれています)というウルグアイ出身の選手で、現在も存命中です。  現役時代のポジションはFW、身長は公称175Cm(実際にはもう少し低いように見えます)と小柄ながら非常にスピーディーな動きと巧みなでフェイントで敵DFの虚を衝くプレイを得意とし、一瞬にして相手のゴールを奪う事からスペイン語で「蟻」を意味する「オルミーガ」の異名で呼ばれていました。残念ながら(?)キャプテン翼4のようなラフプレイヤーではなくテクニックとスピードで相手を翻弄するタイプの選手ですが、南米やスペインリーグで活躍した他にもウルグアイの代表選手としても活躍したので、オルミーガの異名は知らずともアントニオ・アルサメンディ氏の名前は知っているというサッカーファンの方もそれなりにいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、何故このような名選手をウルグアイの代表選手としてビクトリーノらと共に登場させずにペルーの代表選手、それも本来のオルミーガの技巧派プレイとは真逆の性格のラフプレーの専門家として起用したのか、その意図は分かりかねます。  キャプテン翼4ではコロンビアのミルチビッチ(モデルは故アンドレス・エスコバル氏と思われますが、名前はセルビアのボラ・ミルチノビッチ氏がモチーフと思われます)やカメルーンのカマーチョ(モデルはロジェ・ミラ氏と思われますが、名前はスペインのホセ・アントニオ・カマーチョ氏がモチーフと思われます)のように国籍と名前が一致していない選手も多いので、公用語がスペイン語であるペルーであればオルミーガという名前でもそれほど違和感はないのかもしれません。または、モチーフ自体はペルーの伝説的なサッカー選手である故テオドロ・フェルナンデス氏(時期的にはホルヘ・ヒラノ氏の可能性も高そうですが)で名前だけアントニオ・アルサメンディ氏から拝借したという可能性もありそうです。

セガサターン版スーパーロボット大戦F完結編 BNE2設定ファイルを公開しました

   お待たせしました。表題の通り、セガサターン版スーパーロボット大戦F完結編のBNE2設定ファイルを公開しました。主にシステム周りに関する設定が中心で、項目もそれほど多くはありませんがお役に立てば幸いです。以下のURLからダウンロード可能です。 https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/42  使い方としてはゲームソフトCDの中にある「0」ファイルと「TSR.BIN」ファイルをいったん外部に取り出し、これをBNE2で読み込ませて編集する形となります。なお、編集内容を反映させるためにはソフトをCDイメージ化したうえでCDmageなどのソフトを用いて、編集が完了した各ファイルをCDイメージに上書きする必要がありますのでご注意下さい。  また、「TSR.BIN」ファイルはCD内部で圧縮形式にて保存されていますので、CDから取り出した後にいったん展開状態で解凍して保存しないと編集できず、編集後は再圧縮をかけてからCDイメージに上書きする必要がありますので、この点もご注意下さい。解凍パスワードは「_u|UL$$%4RKCxJVz+L_~NJuATiS/#Tp#」です。

プレイステーション版スーパーロボット大戦F完結編 BNE2設定ファイルを更新しました

 表題の通り、プレイステーション版スーパーロボット大戦F完結編のBNE2設定ファイルを更新しました。僅かですが、調整できる項目が増えています。以下のURLからダウンロード可能です。解凍パスワードは「_u|UL$$%4RKCxJVz+L_~NJuATiS/#Tp#」です。 https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/42

プレイステーション版スーパーロボット大戦F完結編 BNE2設定ファイルを公開しました

   お待たせしました。表題の通り、セガサターン版に先行してプレイステーション版スーパーロボット大戦F完結編のBNE2設定ファイルを公開しました。主にシステム周りに関する設定が中心で、項目もそれほど多くはありませんがお役に立てば幸いです。以下のURLからダウンロード可能です。 https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/42  使い方としてはゲームソフトCDの中にある「SLPS_019.24」ファイルをいったん外部に取り出し、これをBNE2で読み込ませて編集する形となります。なお、編集内容を反映させるためにはソフトをCDイメージ化したうえでCDmageなどのソフトを用いて、編集が完了した「SLPS_019.24」ファイルをCDイメージに上書きする必要がありますのでご注意下さい。解凍パスワードは「_u|UL$$%4RKCxJVz+L_~NJuATiS/#Tp#」です。

スーパーロボット大戦F完結編 バリアのダメージに関して

 セガサターン版の解析に関しましてはSHの逆アセンブルソフトが手持ちのPCの環境では起動しないため思うように進まず、仕方がないので近々古いOSがインストールされたPCを導入する予定ですが、プレイステーション版に関しては逆アセンブルソフトが起動したので解析を続けており、ようやく何となくではありますがデータの読み方が分かってきました。  現在はバリア関連の処理をチェック中で、各種バリアのダメージ上限の変更ができるようになったのですが、ビームコートの処理を応用して全バリアをダメージ軽減に変更できないか模索中です。とりあえずプレイステーション版に関してはそろそろ一度基本システムのBNE2用設定ファイルを公開する予定です。

スーパーロボット大戦F完結編 必要経験値管理テーブル

 BNE2設定ファイルを作成するために成長テーブルを調査しているのですが、精神ポイントの成長テーブルのさらに上に各レベルにレベルアップするために必要な経験値をチェックするためのテーブルが存在します。てっきり「レベルチェックをして60以上であれば必要経験値を1,000に切り替える」みたいなシステムだと思ったのですが、わざわざ500と1,000の数値を延々と入力してあるのは何やらモヤッとします。もっとも、それは各能力の成長テーブルにも言える事なのですが。  さて、これで基本的なシステム設定の編集はできるようになったのですが、無圧縮、リトルエンディアン方式のPS版はともかく、セガサターン版のデータはビッグエンディアン方式なので、BNE2による各数値の入力や管理が少々面倒です。BNE2をビッグエンディアンに対応できる方法をご存知の方がいらっしゃる場合は、ご連絡をいただけると助かります。

スーパーロボット大戦F完結編 精神コマンドの対象設定

 第4次では精神コマンドの対象設定を変更する改変(例えば「幸運」の「祝福」化)はとても手間がかかる作業なのですが、F(と完結編)ではフラグを設定するだけで対象者を変更できます。これを利用すれば幸運や努力だけでなく、熱血やひらめき、必中といった通常の精神コマンドも任意のパイロットを指定して使用できるようになります。  シリーズの中でも特に精神コマンドの偏りが酷い作品だけに、逆に精神コマンドによるサポート要員としての役割を持つパイロットを作るというのも面白そうですね。BNE2設定ファイルを公開する際には、この定義の設定を編集する項目も入れる予定です。