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キャプテン翼4 ドリブルバグ修正計画

 久々にキャプテン翼4をプレイしていて気が付いたのですが、フィールドで選手がボールを保持してドリブルをしているお馴染みの画面で、よく見ると上の写真のように画面の右端に妙な黒い線が走っているのを確認しました。最初は私が各データの位置を色々と移設した際に何か作業を誤まったのかと思っていたのですが、何も改変していない元のままのデータのROMでプレイしても同じ現象が発生したのでこれは何らかの不具合=バグではないかと思われます。一応これを消す方法は見つけたのですが、それを実行すると以下の写真のようになってしまいます。  確かに画面右端の黒い線は消えましたが、今度は画面の下半分に表示されるレーダーのコート図面が消えてしまいます。どうやらこの画面を表示するにあたってカットインやクローズアップ演出を表示する定義と同じスクリプトやコマンドコードでの設定がされているようなのですが、この定義のうちコート図を表示する定義(=ID15)に設定ミスがあるようなのです。この写真はコート表示に使用するスクリプトIDを無効化した状態でコート図もラインも消えるのですが、これをプログラム側から修正しようとすると何故かコート図だけが消滅して黒いラインはしっかりと残るので、このスクリプトやコマンドコードの場所を特定しない事には完全な修正は不可能です。まだ調査を始めたばかりでスクリプトそのものの記述場所が特定できていませんが、正式に修正が完了した際には修正パッチを公開する予定です。

ファイアーエムブレム紋章の謎 3桁刻印のROMを入手しました

 先日「3桁刻印の紋章の謎のROMカートリッジはまだ見た事がない」と書きましたが、本日ようやく某中古ゲームショップで見つける事ができたので購入してきました(外箱も取扱説明書もないROMカートリッジのみの商品です)。シールの刻印がかなり薄く、何度撮影しても上手く撮影できなかったので今回は写真の掲載はしませんが、背面シールの刻印は「00D」という、よくある後期ROMではお馴染みの数字2桁+アルファベット1文字構成の構成となっています。しかしAやBはともかく、Dという刻印は初めて目にします。

 さて、SFCのROMカートリッジの刻印の原則から考えるとこのソフトが修正版だと思うので早速中身を吸い出して内容を確認したところ、結論から言うと中身は残念な事に初期バージョンでした。念のためバイナリエディタでバージョン情報や所有している初期ROMのデータと差分を確認しましたが、やはり完全に同じでした。最近流行しているという偽カートリッジの可能性も考え、更に特殊ドライバーでネジを外して中身の基盤を物理的に確かめたのですが、これも元々所有している初期ROM(背面のシール刻印は「34」)と全く同一の正規の基盤で、任天堂による1993年生産を示すプリントが記載されています。可能性として考えられるのは「元々の所有者が汚れが酷いなど何らかの理由で初期ROMと後期ROMの背面部分を入れ替えた」というものですが、「バッテリーバックアップ用のボタン電池を任天堂に交換依頼した場合、交換済みの証拠としてそれを示す刻印が打たれた背面シールに張り替えていた、または刻印を追加していた」という可能性も捨てきれません。大半のソフトではバグが修正された後期版は刻印のアルファベットがAかBである事が多いので、Dとは「電池交換済み」の「D」を示す記号なのかもしれませんね。

 今回は残念な結果になってしまいましたが、これにめげずに引き続き3桁刻印の後期ROMを探してみようと思います。

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