かなり前に制作を開始してそのまま放置していた「ファイアーエムブレム野史」ですが、久々に制作を再開しました。容量の関係で台詞やイベントを増やすのは難しいので基本的には既存のイベントを上書きしていく方法しかなく、演出面に関しては単純にマルスの出番の部分や台詞の内容をエリスに置き替えるだけになりそうですが、その分システム面でオリジナルとの差別化を図る予定です。シーダの口調がオリジナルのフランクな感じと比較してやけに堅苦しいのですが、この辺は好みの問題…というよりもお姫様らしくわざと堅苦しくしてみました。 ちなみに現状ではエリスのクラスはマルスと同様にロード(マルスのIDのままエリスの名前と顔を割り振って対処しているのでマルス専用武器はエリスが使用可能、エリスのID自体は未使用)になっていますが、本来のクラスである僧侶や魔道士に変更する事も一応考えています。しかし僧侶や魔道士にするとサブタイトルが当初の予定にあった「暗黒竜と王女の剣」ではなくなってしまうのが問題になりますので悩ましいところです。
以前友人が作成したパッチに「武器色分けパッチ」というものがありましたが、それと似たもの(というかほぼ同じもの)を私も作成してみました。友人が作ったパッチは武器の「移動後使用の可否」と「ビーム兵器か否か」に対応したものでしたが、私が作成したパッチは「移動後使用の可否」と「切り払いの可否」に対応しています。具体的には以下のような内容でその武器の設定が分かるようにフォントの色が変化します。
- 移動後攻撃可、切り払い不可、実弾兵器→白
- 移動後攻撃可、切り払い可、実弾兵器→明るい緑
- 移動後攻撃不可、切り払い不可、実弾兵器→灰
- 移動後攻撃不可、切り払い可、実弾兵器→濃い緑
- 移動後攻撃可、切り払い不可、ビーム兵器→白
- 移動後攻撃可、切り払い可、ビーム兵器→明るい緑
- 移動後攻撃不可、切り払い不可、ビーム兵器→灰
- 移動後攻撃不可、切り払い可、ビーム兵器→濃い緑
- 弾切れやスキル不適合などで使用不能な武器→赤
ビーム兵器かどうかは武器名のBマークで判断すれば事足りると思いましたので、いま一つ判断がしにくい切り払いの確認ができるようにしてみました。もっとも、SFC版の第4次は切り払い技能を持った敵がほとんどいませんのであまり役に立たないかもしれません(第4次Sはかなりの敵パイロットが切り払い技能を持っているのですが…)が、よろしければ試しに使ってみて下さい。ダウンロードは以下のURLから可能です。解凍に必要なパスワードは「iUp6QqcfQ8JHbtrz」です。
なお、このパッチを使用してみると意外な武器が切り払い可能だったり逆に切り払い不能だったりするのが分かります。例えばアームビームガンやリフレクターインコム、マグマ弾などのどうやって切り払うのかよく分からないものが切り払い可能だったり、逆にゲシュペンストのプラズマカッターが切り払い不能に設定されているのです。恐らく単純な設定ミスだと思うのですが、実は何か裏設定があるのか考えてみるのも面白いかもしれませんね。
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