COMPACTシリーズに倣いパイロットの地形適応を削除する計画と特殊技能の表示枠拡大に関してですが、このような感じにパラメーター画面のレイアウトを変更してみました。気力の下側に撃墜数を数字で表示し、特殊技能を6個まで表示できるようにしてあります。名前の下側がちょっと間延びした雰囲気ですが、乗り換え可能パイロットはこの部分に「マジンガー系」のように属性が表示されるので問題ないと思います。しかし、この部分にパイロットの性格(弱気や超強気など)を表示させるようにして、その下に乗り換え属性を表示させるのも面白そうですね。 なお、次のレベルまでの必要経験値表示枠の横に若干のスペースができましたが、ここは金属状のパネルで塞ぐか、可能であれば2回行動可能を示すWアイコンを表示させる予定です。
チャムやリリスなどの妖精、複数乗り機体のサブパイロットの精神ポイント(以下、SP)は一般パイロットとは別枠のWRAM領域で管理されており、この仕様領域は常に固定です。また、サブパイロットとメインパイロットの両方の扱いを受ける分離・変形機体のパイロット(=ゲッターチーム、ザンボットチーム、獣戦機隊、コンバトラーチーム)はそれぞれメインパイロットの時には通常パイロット用のSP管理領域を、サブパイロットの時にはサブパイロット用のSP管理領域を使用するという面白い仕組みになっています。また、スーパーガンダムや各種地球製スペイザーと合体した状態のグレンダイザーのサブパイロットのSPはサブパイロット用のSP管理領域を使用せず、通常パイロット用のSP管理領域を使用します。なお、WRAMの使用量を節約する目的なのかサブパイロット用のSP管理領域には最大SPを管理するという概念が存在しないようで、各マップでそのサブパイロットが最初に精神コマンドのウィンドウを開く際に「該当するサブパイロットIDとレベルから最大SPを算出しつつ現在SPを書き込む」という手法が採用されています(通常のパイロットは7E18E5で現在SP値を、7E18E6で最大SP値を管理しています)。それまではFF(255)の固定値となっており、精神コマンドウィンドウを開くまではこの数値は変動しません。WRAMにおけるサブパイロットの固定SP管理領域は以下の通りとなっています。
- 7E153D サブパイロットの現在SP値(チャム)
- 7E153E サブパイロットの現在SP値(エル)
- 7E153F サブパイロットの現在SP値(ベル)
- 7E1540 サブパイロットの現在SP値(リリス)
- 7E1541 サブパイロットの現在SP値(シルキー)
- 7E1542 サブパイロットの現在SP値(メリー)
- 7E1543 サブパイロットの現在SP値(竜馬)
- 7E1544 サブパイロットの現在SP値(隼人)
- 7E1545 サブパイロットの現在SP値(弁慶)
- 7E1546 サブパイロットの現在SP値(レミー)
- 7E1547 サブパイロットの現在SP値(キリー)
- 7E1548 サブパイロットの現在SP値(宇宙太)
- 7E1549 サブパイロットの現在SP値(恵子)
- 7E154A サブパイロットの現在SP値(沙羅)
- 7E154B サブパイロットの現在SP値(雅人)
- 7E154C サブパイロットの現在SP値(亮)
- 7E154D サブパイロットの現在SP値(十三)
- 7E154E サブパイロットの現在SP値(大作)
- 7E154F サブパイロットの現在SP値(ちずる)
- 7E1550 サブパイロットの現在SP値(小介)
ちなみにこのWRAM領域はマップ開始時には7E1564までFFの固定値で埋められており(7E1565からはマップ上に展開する各パイロットの行動可否状況や所属陣営などを管理します)、7E1551~7E1564までの領域は簡単に調べてみたところ使用しているような形跡が見られない事から、確証があるとは言えませんが現状の他にも複数乗りの機体設定の追加(ゴラオンのサブパイロットにエイブ艦長、ガルバーFXⅡの二人乗り、ブルーガーの三人乗り、ファイナルダンクーガのような新規の複数乗りスーパーロボット追加など)ができそうな気がします。こういったゲッターチームや獣戦機隊などの仕様を変更するパッチを作成して公開してもいいのではないかと思うのですが、必然的に機体の仕様も変更する必要があるので単純にROMのサイズを4Mに拡張しているだけならばともかく、4M拡張パッチのようにROMマッピングを変更している場合はそこまでサポートしきれないのでなかなか難しいというのが現状です。
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