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第4次スーパーロボット大戦 カスタムサントラモード完成

 不具合修正や各種動作チェックも完了し、ようやくカスタムサントラモードの実装が完了しました。オプション画面やマップ画面の BGM設定を「ノーマル」にすればデフォルトの楽曲が再生され、「カスタム」にすれば任意のBGMを自分で用意した楽曲と差し替える事が可能です(どちらのモードでも再生される楽曲は強制的にステレオ出力になります)。また、動画の通りBGM継続パッチにも対応し、カスタムモードで差し替えた楽曲は楽曲ごとにバイナリエディタやBNE2で音量の指定設定も可能です。カスタムサントラモードはMSU-1チップをサポートした一部のエミュレーターやフラッシュカートリッジ(Snes9xやbsnes、 FXPAK PROなど )でのみその機能を使用できますが、ノーマルモードであれば他の環境でも問題なくプレイ可能(カスタムモードにするとBGMが再生されないだけ)です。 現状で確認できる不具合…というか仕様として、カスタムモードでサウンドテストを選択して楽曲を再生させた後にメニューに戻すと、再度サウンドテストのウィンドウを開いた際に楽曲の項目が1番目(デフォルトであれば「時を越えて」)になってしまうというものがあります。特にプレイに支障が出るものでもないと思うのですが、一応修正するアイデアがないわけでもないので、できる事ならば修正しておきたいところです。 今回は事前の知識としてBGM継続パッチやサウンドドライバ、BGMにSE周りのシステム関連の解析を行っていたので割と容易に実装可能となりましたが、作業量やデバッグの手間を考えるとその時間を他のリソースに割く方が懸命に思え、MSU-1関連のパッチ作成は他のタイトルでは積極的にやりたくはないというのが本音ですね。

第3次スーパーロボット大戦 ガザC修正パッチを公開しました

 あまり知られていない不具合ですが、SFC版第3次スーパーロボット大戦のガザC(MS形態)のユニットグラフィックはよく見ると上の写真のように左足(足を交差させている可能性があるので本当は右足かもしれませんが)の踵が欠けてしまっています。これはEXのディアブロのように画像データが壊れているのではなく、画像データを表示させるためのタイルデータのサイズ指定ミス(タイルNo.0Eの16x16サイズ表示指定の部分が8x8サイズ表示指定になっている)によるものなので、これを正常な状態に表示できるように修正してみました。これによる「本来の」ガザCのグラフィックは、以下の写真のようになります。

 そんなに変わっていないようにも見えますが、よく見比べてみると左バインダーの下側に踵のようなものが表示されるようになっているのが確認できると思います。調べてみたところ、どうやら当時のSDガンダム関連商品で使用されたイラストが元になっているらしく、伝説のRPG「ガイアセイバー」のガザCもほぼ同じような感じのポーズでした。SDガンダム世代ではないのでこの辺り事情には詳しくないのですが、きっとデザイン料を浮かせるためにバンダイの各関連企業で同じ原画を使い回していたのでしょうね。需要があるかどうか分かりませんが、グラフィック修正用のパッチを作成しました。以下のURLからダウンロード可能です。元々のソフトに存在するバグなのでパスワードは設定していません。


https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/51


 第3次に関してはこれから大々的に調査する予定はありませんが、今回の調査でEXと同じ手順を踏めば各種グラフィックやパレット、タイルパターンなどの変更・追加ができる事が判明しましたので、気が向いたら機体やパイロットの追加、シナリオのイベントコードの調査などを実施するかもしれません。容量や仕様的には正直なところ第2次Gをどうこうするよりも簡単だと思いますので、時間に余裕があればシナリオ上では真のルートとされるクワトロ加入→ガトー救助→月面ルートでNPCとしてアクシズで登場するに留まるメキボスとグレイターキンを正式に自軍ユニットとして使用できるように変更したり、アフリカルートで鉄甲鬼を説得して仲間に加えるイベントやヘンケンの要請に従ってエマをラーディッシュ隊に送る代わりにリュウとハヤトを残すかどうか選択できるといったイベントを追加してみたいですね。

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