なかなか時間が取れず作業が進んでいませんが、僅かに余暇ができましたので地形適応計算の仕様変更案を形にしてみました。上の写真を見て頂くとお分かりのように、DC兵士が乗るドムの地形適応が「陸A」となっています。本来であれば下の写真のように「陸B」となるのですが、計算方法を変更した結果このような表示になりました。 ドムの機体としての地形適応 は次の写真のように「空-、陸A、海D、宇宙A」となっていますが、 仕様変更前は以下の写真のようにDC兵士の地形適応「空B、陸B、海B、宇宙B」のパラメーターに引っ張られる形で「空D、r陸B、海C、宇宙B」という結果になります。 これを仕様変更後はパイロットの地形適応を計算に入れないようにしています。それに伴い、現状では以下の写真のようにパイロットの地形適応表示を強制的に「-」で固定値にする(パイロットの地形適応は生きていますが、計算に使用しないので表示上は「-」とする)処理を追加して組み込んでいます。 これにより、見た目は単純に「機体の地形適応値=総合地形適応値」という処理(内部処理的には機体の地形適応値を再度加算)になっており、攻撃力や防御力の実効計算値も機体の地形適応値をそのまま使用したものになっています。この後はパイロットのパラメーター側のウィンドウのレイアウトを変更して撃墜数(これは単純に数値で表示できるように変更します。)と次のレベルまでの経験値を下側に表示、撃墜数と地形適応の表示欄を特殊技能のウィンドウとして拡張表示しスキルを6個まで表示できるようにできないか挑戦してみる予定です。
レベルアップ時に再生されるファンファーレというかジングルですが、これはSE(=効果音)ではなくBGM(=曲)扱いのため、直前にSPC内で再生されているBGMデータが上書きされていまい、ジングルの終了後に改めて7E0076にリザーブされていたIDのBGMが再生され直す仕様になっています。そこで今回はこのジングルをSEに変更する事でBGMが上書きされる仕様を回避してみる事にしました。
とはいえジングルのBGMをSEに変換するのはサウンドドライバやチャンネルなどの仕様上不可能と判断し、既存のSE(回復系の行動で再生されるID:0044)でこれを代用してみました。この変更によりマップBGM(BGM継続パッチ適用時であれば再生中の戦闘BGM)が中断される事なくレベルアップ告知の表示が可能です(なお、技術的には経験値入手の処理と同様にジングルやSEを再生させないようにする事も可能です)。再生されているBGMの内容によってはややSEが聞き取りにくいのが難点ですが、ついでに本来は間をおいて表示されるレベルアップ告知ウィンドウが経験値取得ウィンドウと同時に表示されるようにしていますので、ゲームスピードはやや向上しています。これに需要があるかどうか不明ですが、この仕様に変更するパッチも作成しましたので、以下のURLからダウンロード可能です。ファイル解凍に必要なパスワードは「i(4FQy_$kks$)XEE」です。
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