不具合修正や各種動作チェックも完了し、ようやくカスタムサントラモードの実装が完了しました。オプション画面やマップ画面の BGM設定を「ノーマル」にすればデフォルトの楽曲が再生され、「カスタム」にすれば任意のBGMを自分で用意した楽曲と差し替える事が可能です(どちらのモードでも再生される楽曲は強制的にステレオ出力になります)。また、動画の通りBGM継続パッチにも対応し、カスタムモードで差し替えた楽曲は楽曲ごとにバイナリエディタやBNE2で音量の指定設定も可能です。カスタムサントラモードはMSU-1チップをサポートした一部のエミュレーターやフラッシュカートリッジ(Snes9xやbsnes、 FXPAK PROなど )でのみその機能を使用できますが、ノーマルモードであれば他の環境でも問題なくプレイ可能(カスタムモードにするとBGMが再生されないだけ)です。 現状で確認できる不具合…というか仕様として、カスタムモードでサウンドテストを選択して楽曲を再生させた後にメニューに戻すと、再度サウンドテストのウィンドウを開いた際に楽曲の項目が1番目(デフォルトであれば「時を越えて」)になってしまうというものがあります。特にプレイに支障が出るものでもないと思うのですが、一応修正するアイデアがないわけでもないので、できる事ならば修正しておきたいところです。 今回は事前の知識としてBGM継続パッチやサウンドドライバ、BGMにSE周りのシステム関連の解析を行っていたので割と容易に実装可能となりましたが、作業量やデバッグの手間を考えるとその時間を他のリソースに割く方が懸命に思え、MSU-1関連のパッチ作成は他のタイトルでは積極的にやりたくはないというのが本音ですね。
以前少しだけ触れた「タイトル画面に表示される翼くんの一枚絵に手を加えてみたい」という話ですが、時間が取れたので下の写真のようにしてみました。あまり変わっていないと思いますが、顔を若干書き直したり、なぜか隠れている右腕を書き加えたり、ボールを少し小さくしたり、左肩を狭くしてみたりしています。ついでに「プロのライバルたち」というサブタイトルもアンチエイリアスをなくして視認性をアップさせています。
また、久々に解析も再開してみましたが、各キャラクターの使用必殺技に関してはオフセットリストを103人に縮小するためにオルミーガ以降のIDを参照しないような分岐条件を作っている事が判明しましたので、これを変更して新たに全選手分のオフセットを作成すれば全員に必殺技を設定する事もが可能と思われます。しかし、256人目から下の一般モブ選手に必殺技を覚えさせる必要はないような気もしますね。とりあえず今後はダイビングヘッドのような「ちょっと強力な汎用必殺技」の作成に着手しようと考えています。
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