なかなか時間が取れず作業が進んでいませんが、僅かに余暇ができましたので地形適応計算の仕様変更案を形にしてみました。上の写真を見て頂くとお分かりのように、DC兵士が乗るドムの地形適応が「陸A」となっています。本来であれば下の写真のように「陸B」となるのですが、計算方法を変更した結果このような表示になりました。 ドムの機体としての地形適応 は次の写真のように「空-、陸A、海D、宇宙A」となっていますが、 仕様変更前は以下の写真のようにDC兵士の地形適応「空B、陸B、海B、宇宙B」のパラメーターに引っ張られる形で「空D、r陸B、海C、宇宙B」という結果になります。 これを仕様変更後はパイロットの地形適応を計算に入れないようにしています。それに伴い、現状では以下の写真のようにパイロットの地形適応表示を強制的に「-」で固定値にする(パイロットの地形適応は生きていますが、計算に使用しないので表示上は「-」とする)処理を追加して組み込んでいます。 これにより、見た目は単純に「機体の地形適応値=総合地形適応値」という処理(内部処理的には機体の地形適応値を再度加算)になっており、攻撃力や防御力の実効計算値も機体の地形適応値をそのまま使用したものになっています。この後はパイロットのパラメーター側のウィンドウのレイアウトを変更して撃墜数(これは単純に数値で表示できるように変更します。)と次のレベルまでの経験値を下側に表示、撃墜数と地形適応の表示欄を特殊技能のウィンドウとして拡張表示しスキルを6個まで表示できるようにできないか挑戦してみる予定です。
機体が撃破されて爆発すると通常は赤い爆炎を上げて爆発し、艦艇や超大型の機体など(=LLサイズのユニット)は轟音と共に画面が真っ白になります。そして一部の機体は爆縮のよう演出の後に光の玉になって爆発します。これはBGMのIDが「12(=「ヴァルシオン」)」以上の「ボス設定(=優先BGM設定)」されている機体に見られる現象で、更にこれらの機体はマップ上で爆発する際には、エフェクトが通常の赤い爆炎ではなく上の写真のように光の柱となります。「だからどうした」と言ってしまえばそれまでなのですが、戦闘用のBGMを追加してBGMの優先IDを変更する際にボス設定したくない雑魚ユニットが下の写真のように撃墜する毎に派手な爆発をするのを見たくないという方もいらっしゃる事でしょう。そこで、BGMの優先IDを変更する際には爆発エフェクトを制御する箇所を書き換えてしまうのが有効です。
まずはBGMの優先IDか否かの判定箇所ですが、03DD5~D7と03DD75~77の「E0 12 00」(後期ROMであれば03DD97~99と03DDB7~B9)がそれに該当します。これは戦闘画面での先攻側のBGMのID判定、及び後攻側のBGMのID判定を行っている部分であり、これが「12 00」(=「ヴァルシオン」)以上であれば優先してBGMが再生されるという仕組みです。何らかの理由でBGMの優先順位を変更したい場合はこの数値を書き換える必要があります。
次に、戦闘画面での爆発エフェクトを強制的に光の玉に変更している箇所を記します。これは03FB64~66の「C9 12 00」(後期ROMであれば03FAEB~ED)が該当し、これも「ヴァルシオン」以上のIDが割り振られている機体であれば爆発エフェクトが光の玉になるというわけです。
最後に、マップ上での爆発エフェクトを光の柱に変更している箇所を記します。これは初期ROMでも後期ROMでも同一で、029A5D~5Fの「C9 12 00」がそれに該当し、これも「ヴァルシオン」以上のIDが割り振られている機体であれば爆発エフェクトが光の柱になるというわけです。これらを全て同じ数値にしてしまってもいいのですが、それぞれのIDをうまく調整すれば「撃墜時に普通の爆発をするがマップ上では光の柱が立つ」といった変化球的な事もできなくはありません。
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