スキップしてメイン コンテンツに移動

最新の投稿

第4次スーパーロボット大戦 カスタムサントラモード完成

 不具合修正や各種動作チェックも完了し、ようやくカスタムサントラモードの実装が完了しました。オプション画面やマップ画面の BGM設定を「ノーマル」にすればデフォルトの楽曲が再生され、「カスタム」にすれば任意のBGMを自分で用意した楽曲と差し替える事が可能です(どちらのモードでも再生される楽曲は強制的にステレオ出力になります)。また、動画の通りBGM継続パッチにも対応し、カスタムモードで差し替えた楽曲は楽曲ごとにバイナリエディタやBNE2で音量の指定設定も可能です。カスタムサントラモードはMSU-1チップをサポートした一部のエミュレーターやフラッシュカートリッジ(Snes9xやbsnes、 FXPAK PROなど )でのみその機能を使用できますが、ノーマルモードであれば他の環境でも問題なくプレイ可能(カスタムモードにするとBGMが再生されないだけ)です。 現状で確認できる不具合…というか仕様として、カスタムモードでサウンドテストを選択して楽曲を再生させた後にメニューに戻すと、再度サウンドテストのウィンドウを開いた際に楽曲の項目が1番目(デフォルトであれば「時を越えて」)になってしまうというものがあります。特にプレイに支障が出るものでもないと思うのですが、一応修正するアイデアがないわけでもないので、できる事ならば修正しておきたいところです。 今回は事前の知識としてBGM継続パッチやサウンドドライバ、BGMにSE周りのシステム関連の解析を行っていたので割と容易に実装可能となりましたが、作業量やデバッグの手間を考えるとその時間を他のリソースに割く方が懸命に思え、MSU-1関連のパッチ作成は他のタイトルでは積極的にやりたくはないというのが本音ですね。

第4次スーパーロボット大戦 ユニット登録数の限界突破について

 以前から研究を続けていたパイロットや機体の登録限界数を拡張した際に発生する不具合ですが、結論から言えば65体以上の登録は可能です。最大の課題はパイロットが機体に乗降しているか否かの判定フラグの変更でしたが、これの仕組みの解析と変更は既に可能なので理論上はパイロット・機体の双方を96体まで登録可能です。また、SRAMの容量を拡張して各種パラメーターをそれぞれのバンクに割り振りすれば正常なプレイが可能である事も確認できました。ただし問題点がないわけではなく、現状では中断コマンドでセーブしたりロードする際の各種データ転送の解析が上手くいっておらず、中断データをセーブ、またはロードすると正常にゲームを再開できません。エミュレーターのステートセーブを利用すればこの問題は解決できるのですが、できれば実機でプレイできる環境に持っていける事が理想なので、セーブやロードの際の各種データの遣り取りを中心に調査を進めていく予定です。

コメント

人気の投稿

第4次スーパーロボット大戦 初期型ROMと後期型ROMの物理的な見分け方と入手方法

第4次スーパーロボット大戦 ジェノサイド・マシンパッチ改を公開しました