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第4次スーパーロボット大戦 カスタムサントラモード完成

 不具合修正や各種動作チェックも完了し、ようやくカスタムサントラモードの実装が完了しました。オプション画面やマップ画面の BGM設定を「ノーマル」にすればデフォルトの楽曲が再生され、「カスタム」にすれば任意のBGMを自分で用意した楽曲と差し替える事が可能です(どちらのモードでも再生される楽曲は強制的にステレオ出力になります)。また、動画の通りBGM継続パッチにも対応し、カスタムモードで差し替えた楽曲は楽曲ごとにバイナリエディタやBNE2で音量の指定設定も可能です。カスタムサントラモードはMSU-1チップをサポートした一部のエミュレーターやフラッシュカートリッジ(Snes9xやbsnes、 FXPAK PROなど )でのみその機能を使用できますが、ノーマルモードであれば他の環境でも問題なくプレイ可能(カスタムモードにするとBGMが再生されないだけ)です。 現状で確認できる不具合…というか仕様として、カスタムモードでサウンドテストを選択して楽曲を再生させた後にメニューに戻すと、再度サウンドテストのウィンドウを開いた際に楽曲の項目が1番目(デフォルトであれば「時を越えて」)になってしまうというものがあります。特にプレイに支障が出るものでもないと思うのですが、一応修正するアイデアがないわけでもないので、できる事ならば修正しておきたいところです。 今回は事前の知識としてBGM継続パッチやサウンドドライバ、BGMにSE周りのシステム関連の解析を行っていたので割と容易に実装可能となりましたが、作業量やデバッグの手間を考えるとその時間を他のリソースに割く方が懸命に思え、MSU-1関連のパッチ作成は他のタイトルでは積極的にやりたくはないというのが本音ですね。

第4次スーパーロボット大戦 武器数拡張パッチを公開しました

 前回の投稿記事で触れた「作成できる武器の種類の最大数を拡張する計画」ですが、これを実現するためのパッチを作成してみました。これを適用する事により武器そのものと武器名称の双方を768種類から2,048種類に拡張できるようになります。この結果データ容量が大幅に肥大化するため、どうしてもROMを4Mにサイズ変更する必要があります。未検証ではありますが、いわゆる「4M拡張パッチ」に上書きする事も可能なはずです(基準となるアドレス値が変更になるのでBNE2やSNEESGEN等の設定変更ツール類はそのままでは使用できなくなります)。

 なお、ご自身で実施して頂かなくてはならない作業として、各機体に設定された弾数制の武器の判定ID基準を登録番号順ごとに「+0400hずつ」から「+0800hずつ」に変更しなくてはなりません。非常に面倒な作業になりますが、これを実施しないと写真のように「単に一部の武器の名称が表示されなくなるパッチ」にしかならないという点にご注意下さい。そういう意味では今回のパッチはやや上級者向けのものと言えるかもしれません。ダウンロードは以下のURLから。ファイルの解凍パスワードは「9H3Ae,xQW2vfTS~~」です。


https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/91


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