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2月, 2021の投稿を表示しています

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第3次スーパーロボット大戦 反撃命令「必ず回避か防御せよ!」の行動判定処理について

 第3次スーパーロボット大戦の仕様として以前から気になっていた反撃命令の「必ず回避か防御せよ!」の判定処理ですが、「装甲値が350を超えると防御を選択する」と説明されている事が多いものの、実際にプレイしてみると機体の装甲値が350以上でも回避を選択するパイロットが存在する場合もあり、この説明が事実かどうかいまひとつ不明であったため、一体どのような基準で判定を行っているのか気になり該当する箇所を解析してみたところ、結果から言うとそのような単純な処理ではありませんでした。  実際の基本的な判定処理は「この攻撃による最終与ダメージで防御を選択しても被攻撃側が撃墜される場合は回避、撃墜されないだけのHPが残っている場合は被攻撃側の装甲値/2-被攻撃側の反応値の結果が1以上であれば防御、0であれば回避」という内容(なお、実際は機体の装甲値は内部データでは表示数値の1/10という設定値を10倍化して表示しているので、「設定装甲値の5倍-パイロットの反応値」で計算されています)でした。例えば機体の装甲値が350(内部データでは35)でパイロットの反応値が180の場合は「175-180=-5」という結果になり優先して回避を選択し、同じく装甲値が350でもパイロットの反応値が160の場合は「175-160=15」という結果になり優先して防御を選択するという事になります(なお、この判定値には精神コマンド「集中」による直感値補正も含まれますので、集中を使用していると回避を選択する事が多くなります)。このような判定方法のため、回避を選択しても最終命中率が100%になるパイロット(特にブライト)が防御を選択せずに頑なに回避を選択するような状況が発生するというわけです。これが例えば「回避を選択した場合に最終命中率が50%以下になる場合は回避を選択、51%以上の場合は防御を選択する」というような判定基準であればよかったような気がするのですが…。  そこで、この判定基準を先述したような内容に変更できないか試してみる事にします。恩恵を受けるパイロットはごく僅かではないかと思いますが、第3次ではなかなか実現が難しかった囮役のユニットを作る事も可能ではないでしょうか。回避を選択する命中率の基準値をどの程度にするかまだ決めかねておりますが、とりあえずは例に挙げたような50%を参...

セガサターン版スーパーロボット大戦F完結編 BNE2設定ファイルを公開しました

   お待たせしました。表題の通り、セガサターン版スーパーロボット大戦F完結編のBNE2設定ファイルを公開しました。主にシステム周りに関する設定が中心で、項目もそれほど多くはありませんがお役に立てば幸いです。以下のURLからダウンロード可能です。 https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/42  使い方としてはゲームソフトCDの中にある「0」ファイルと「TSR.BIN」ファイルをいったん外部に取り出し、これをBNE2で読み込ませて編集する形となります。なお、編集内容を反映させるためにはソフトをCDイメージ化したうえでCDmageなどのソフトを用いて、編集が完了した各ファイルをCDイメージに上書きする必要がありますのでご注意下さい。  また、「TSR.BIN」ファイルはCD内部で圧縮形式にて保存されていますので、CDから取り出した後にいったん展開状態で解凍して保存しないと編集できず、編集後は再圧縮をかけてからCDイメージに上書きする必要がありますので、この点もご注意下さい。解凍パスワードは「_u|UL$$%4RKCxJVz+L_~NJuATiS/#Tp#」です。

プレイステーション版スーパーロボット大戦F完結編 BNE2設定ファイルを更新しました

 表題の通り、プレイステーション版スーパーロボット大戦F完結編のBNE2設定ファイルを更新しました。僅かですが、調整できる項目が増えています。以下のURLからダウンロード可能です。解凍パスワードは「_u|UL$$%4RKCxJVz+L_~NJuATiS/#Tp#」です。 https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/42

プレイステーション版スーパーロボット大戦F完結編 BNE2設定ファイルを公開しました

   お待たせしました。表題の通り、セガサターン版に先行してプレイステーション版スーパーロボット大戦F完結編のBNE2設定ファイルを公開しました。主にシステム周りに関する設定が中心で、項目もそれほど多くはありませんがお役に立てば幸いです。以下のURLからダウンロード可能です。 https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/42  使い方としてはゲームソフトCDの中にある「SLPS_019.24」ファイルをいったん外部に取り出し、これをBNE2で読み込ませて編集する形となります。なお、編集内容を反映させるためにはソフトをCDイメージ化したうえでCDmageなどのソフトを用いて、編集が完了した「SLPS_019.24」ファイルをCDイメージに上書きする必要がありますのでご注意下さい。解凍パスワードは「_u|UL$$%4RKCxJVz+L_~NJuATiS/#Tp#」です。

スーパーロボット大戦F完結編 バリアのダメージに関して

 セガサターン版の解析に関しましてはSHの逆アセンブルソフトが手持ちのPCの環境では起動しないため思うように進まず、仕方がないので近々古いOSがインストールされたPCを導入する予定ですが、プレイステーション版に関しては逆アセンブルソフトが起動したので解析を続けており、ようやく何となくではありますがデータの読み方が分かってきました。  現在はバリア関連の処理をチェック中で、各種バリアのダメージ上限の変更ができるようになったのですが、ビームコートの処理を応用して全バリアをダメージ軽減に変更できないか模索中です。とりあえずプレイステーション版に関してはそろそろ一度基本システムのBNE2用設定ファイルを公開する予定です。

スーパーロボット大戦F完結編 必要経験値管理テーブル

 BNE2設定ファイルを作成するために成長テーブルを調査しているのですが、精神ポイントの成長テーブルのさらに上に各レベルにレベルアップするために必要な経験値をチェックするためのテーブルが存在します。てっきり「レベルチェックをして60以上であれば必要経験値を1,000に切り替える」みたいなシステムだと思ったのですが、わざわざ500と1,000の数値を延々と入力してあるのは何やらモヤッとします。もっとも、それは各能力の成長テーブルにも言える事なのですが。  さて、これで基本的なシステム設定の編集はできるようになったのですが、無圧縮、リトルエンディアン方式のPS版はともかく、セガサターン版のデータはビッグエンディアン方式なので、BNE2による各数値の入力や管理が少々面倒です。BNE2をビッグエンディアンに対応できる方法をご存知の方がいらっしゃる場合は、ご連絡をいただけると助かります。

スーパーロボット大戦F完結編 精神コマンドの対象設定

 第4次では精神コマンドの対象設定を変更する改変(例えば「幸運」の「祝福」化)はとても手間がかかる作業なのですが、F(と完結編)ではフラグを設定するだけで対象者を変更できます。これを利用すれば幸運や努力だけでなく、熱血やひらめき、必中といった通常の精神コマンドも任意のパイロットを指定して使用できるようになります。  シリーズの中でも特に精神コマンドの偏りが酷い作品だけに、逆に精神コマンドによるサポート要員としての役割を持つパイロットを作るというのも面白そうですね。BNE2設定ファイルを公開する際には、この定義の設定を編集する項目も入れる予定です。