しばらく実生活での仕事が忙しく、何も手が付けられない日々が続いており大変申し訳ありません。戦闘BGM枠の拡張計画に関しては具体的に何をどう変更すればよいのか見当がついてはいるのですが、なかなか実行に移せない状態です。今のところ、この調子で6月か7月いっぱいまでの間は仕事の都合でなかなか時間が取れない予定です。 さて、何もできないのも面白くないので、今回は第4次スーパーロボット大戦のシステム変更の中で思いついたアイデアとして、機体の地形適応の仕様をCOMPACTシリーズ準拠にする方法について考察します。大半のスーパーロボット大戦での最終地形適応は「パイロットに設定された地形適応」と「機体に設定された地形適応」を合計したものが適用されるのですが、ワンダースワンで展開されたCOMPACTシリーズでは機体の地形適応のみが反映される仕組みになっています。これならば機体の特定の地形適応をAにする強化パーツを用意するだけでお気に入りの機体の地形適応を簡単に変更可能です。やり方としては従来の「パイロットの地形適応」を読み込む際にこれを「機体の地形適応」を読み込むように変更すれば簡単に実施できそうです。ただ、これを実際に実行するとパイロットの無個性化を招くのではないかと若干心配になります。しかしこれを実施する事によってパイロットのパラメーターウィンドウから地形適応を消し去る事が可能となり、同時に撃墜数の表示欄を移動させれば特殊技能の表示を3つから6つに変更できます。なかなかやりがいのある変更だと思うのですが、皆様はいかがお考えでしょうか?
突然ですが、友人から「変形や合体するユニットに関する質問と解析の依頼が来ているので代わりに解析して解説記事を書いて欲しい」という話がありましたので、今回はその内容を取り上げてみます。 まずは変形ユニットから。友人の資料の記述方式に従って解説します。MAP上でユニットの変形設定を制御しているのは以下のサブルーチン(A057~A099)です。 00A057 BD 65 18 LDA $1865,X ユニットID取得 00A05A 29 FF 01 AND #$01FF 絞り込み:最大値を01FFとする 00A05D 64 2A STZ $2A M=7E002Aをゼロにする 00A05F 85 2C STA $2C AをM=7E002Cに書き込み 00A061 85 2E STA $2E AをM=7E002Eに書き込み 00A063 A0 07 00 LDY #$0007 ユニット定義の7番目(=変形設定)を取得 00A066 22 72 B3 80 JSL $80B372 $00B372 サブルーチン00B372を呼び出し 00A06A E2 20 SEP #$20 8bit化 00A06C 29 7F AND #$7F 絞り込み:最大値を7Fとする 00A06E F0 26 BEQ $26 $00A096 YESならばジャンプ 00A070 C9 08 CMP #$08 変形パターンチェック:08? 00A072 F0 26 BEQ $26 $00A09A YESならばジャンプ 00A074 C9 09 CMP #$09 変形パターンチェック:09? 00A076 F0 28 BEQ $28 $00A0A0 YESならばジャンプ...